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ネット依存って何?ネットにはまる子ども達の今とこれから
第8回蕨市アウトメディア推進大会行われる

講演する三原氏
講演する三原氏
11月17日、蕨市アウトメディア推進会議主催(成田弘子会長。蕨市・蕨市教育委員会後援)で第8回蕨市アウトメディア推進大会が行われ、党市議団から山脇、宮下各市議が参加しました。
 講師は久里浜医療センターの主任心理療法士である三原聡子氏。ネット依存についてオンラインゲームにはまって夜通しゲームをして朝になると眠くなる子どもたちの現状と問題について話しました。昼間は学校に行かなくなることや、同じ格好でゲームをやっていることで体力が衰え、大学生でも体重が30キロ台の人もいることも具体例にあげ、身体的にも深刻な状況があることを詳しく説明しました。また、ネット依存を防ぐ対策についても、治療の一環でキャンプを開催している。自然の中で子どもたちは、人との交流でゲーム以外の楽しさを思い出し、次第に自分の気持ちを話すようになることを述べ「興味がネットから他の活動に移るのがベスト」と、実生活の中での充実感や達成感を広げることが依存を抑制するのに大切と訴えました。
 今年の推進大会では中央小学校の児童が取り組みを発表しました。