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市民・野党の共闘で民主主義を取り戻そう
9条こわすな 戦争させない オール埼玉総行動

声援にこたえる小出実行委員長(中央)と5野党の代表(右端が小池書記局長)
声援にこたえる小出実行委員長(中央)と5野党の代表(右端が小池書記局長)
11月26日、「9条こわすな 戦争させない 11・26オール埼玉総行動」が行われました。大宮駅西口周辺には約8000人(主催者発表)の人たちが駆け付け、安倍9条改憲ストップ、市民と野党の共闘で政治を変えたいとの熱い思いでいっぱいに。帰宅途中の人たちも足を止め、弁士の訴えに声援を送っていました。
 冒頭、小出重義実行委員長があいさつに立ち、「日本を戦争する国にするかどうかの、かつてない重大な岐路に立っている」「安倍9条改憲ノー3000万人署名を集め世論と運動を広げよう」と訴えました。
 続いて、埼玉弁護士会の島田浩孝会長が、同弁護士会が自衛隊を憲法に明記する憲法改正に反対する総会決議を圧倒的多数で上げたことを紹介し、引き続き頑張る決意を述べたほか、労働組合の連合埼玉、埼労連それぞれの代表がマイクを握り、9条改憲ストップへの決意を表明しました。
 ゲストスピーチは「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」などでも活躍している山口二郎・法政大学教授。冒頭、「民主主義が危機に直面している」と指摘し、権力者がルールや法律をねじ曲げ無視し、うそをつき、国民・主権者をないがしろにして好き勝手をしていることを厳しく批判。「憲法、民主主義を守るために野党と市民が心を一つにし、力を合わせ、努力することが必要」と強調し、集会参加者を激励しました。
 その後は、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の川内博史幹事会議長、国民民主党の津村啓介副代表、自由党の森ゆうこ幹事長、社会民主党の福島瑞穂副代表がそろって登壇しスピーチ。小池晃書記局長は、市民と野党の幅広い共闘を前進させている埼玉総行動の意義を強調。臨時国会の情勢にふれ、国会を軽視し、立憲主義を否定し、改憲に暴走する安倍政権を厳しく批判。「野党は共闘」の声を広げ「本気の共闘」で政治を変えようと訴えました。
訴えを聞いていた参加者は、「こうした運動が広がっていることを多くの人に知ってもらいたい」との感想を語っていました。