index
被爆者と心をひとつに草の根の運動を継続-被爆者連帯援護わらびの集い開催

原水爆禁止蕨市協議会は、12月1日、自治会館において第38回被爆者連帯・援護わらびの集いを開催しました。党市議団の鈴木・山脇両市議が参加しました。
 はじめに杉本憲会長が「被爆者の運動が核兵器廃絶へと大きく世界を動かしています。被爆者と心をひとつに草の根から運動を進めていきましょう」とあいさつ。この一年蕨駅頭などで寄せられた被爆者援護のための募金を埼玉県原爆被害者団体協議会と蕨市被団協へと手渡しました。被爆者の方からは、「寒い日も暑い日も苦労して駅頭で集めていただいた募金は大切に使わせていただきます」とお礼の言葉がありました。
 集いには、高橋溥・県被団協事務局次長が参加。高橋氏は、5歳の時に広島の爆心地から1・5キロの自宅で被爆。家がつぶされ家族で逃げる様子や、広島の町並みは地獄のようだったと当時の状況をくわしく話し、戦争は二度とはあってはならないと語りました。服部道子・被団協蕨支部長は、世界各地や、小学校での語り部の活動を報告。「小さい頃から命の大切さ、生きる権利を伝えていってほしい。核兵器はいらないと草の根の運動をがんばっていきたい」と訴えました。
 参加者全員が自己紹介をしながら「ヒバクシャ国際署名」を広げ、69行動やそれぞれの団体での平和の取り組みなどがんばっていきたいとの決意を述べました。
 つどいの前に2018年度原水爆禁止蕨市協議会総会を開催し、ヒバクシャ国際署名の継続推進や平和行進の実施など行動方針等を審議し、承認しました。