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蕨市新年あいさつ交歓会 - 高齢者福祉・市庁舎耐震化整備を加速

あいさつする頼高市長=4日、市民会館
あいさつする頼高市長=4日、市民会館
蕨市主催のあいさつ交歓会が仕事はじめの4日、蕨市民会館で行われ、193人の市民が参加しました。日本共産党蕨市議団は4人全員が出席しました。

主催者を代表して頼高英雄市長があいさつ。市長は昨年の市政の成果を報告する中で、市長3期目の市政運営が4年目に入ったところで、マニフェストは(実施済みと着手を合わせて)89%まで前進させることができたと述べました。そして市内140基の防犯カメラを設置した街中防犯カメラの取り組みを紹介。2003年には年間3046件もあった市内の犯罪件数が、17年には871件と、3分の1を大きく下まわり、昨年も11月末の時点で前年よりさらに106件・13%減少。犯罪発生率はここ18年間以上ワースト3位以内が続いていたが、昨年の11月の時点では7位にまで改善している。ワースト3位からの脱却がいよいよ見えてきたと報告しました。

交通事故防止の取り組みについては、特に死亡事故は19年1月3日までで、1298日間連続でゼロが続いていること、「3年半以上にわたって市内では死亡事故が起きていないことは大変画期的」と述べました。さらに防災対策や公民館へのエレベーター設置計画、西口再開発や市庁舎建設の進捗状況など昨年の取組みを紹介しました。

最後に、市の財政に言及。市長就任時に臨時財政対策債を除き、313億円あった借金総額が17年度末では178億円、11年間で135億削減した。市の貯金にあたる基金は、37億から51億円へと増やすことができたと述べ、「未来に向けた大きなプロジェクトを行う体力がついてきた」と今後の意気込みを語りました。