index
訓練での経験が災害発生時に力を発揮
蕨市避難所運営訓練

実際の災害発生時を想定し、市の職員などの関係者がいないことを前提にした避難所運営訓練(主催:市)が2月17日、蕨市立北小学校で行われました。今回の趣旨での開催は初めてのことです。日本共産党・梶原秀明市議と党市くらし雇用相談室長のたけした涼氏が参加しました。

「避難所運営訓練」とは、災害発生後に開設する避難所の具体的な設置のしかた、避難所に来る住民の受付、炊き出しの訓練など、災害発生後の生活拠点となる避難所を「どのように運営するか」の段取りを習得する訓練です。

主催者として頼高英雄市長は「災害に強い街づくりとして、小学校などの公共施設、水道管の耐震化を進めてきているが、災害への対応はみなさんと地域、市の連携が大変重要になってくる」と述べ、「今回の趣旨での訓練は初めてで、なにかとうまくいかないことは多いと思う。本日の経験で得た課題、ぜひこれから活かしていただきたい」とあいさつしました。

訓練では、救命講習(AEDなどを用いた心肺蘇生法など)も行われました。
参加した市民から、「人まかせではなく、自ら積極的に動かないといけませんね」「心肺蘇生法を行うにはけっこう体力がいりますね」など感想がありました。