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守ろう平和憲法、安倍9条改憲許すな 市民と野党の共闘を
5・3憲法集会

6万5千人の参加者が「安倍改憲NO」の声をあげる
6万5千人の参加者が「安倍改憲NO」の声をあげる
5月3日、東京開催の憲法集会は過去最高の6万5000人(主催者発表)が参加し、安倍政権による憲法9条改憲に反対の声を上げました。

憲法集会では、各方面からのスピーチが行われました。

NHKで32年間、プロデューサーやディレクターなどを務め、現在は武蔵大学教授の永田浩三氏は、自身が編集長を務めた日本軍「慰安婦」の番組で、当時内閣官房副長官だった安倍首相が「NHK幹部に圧力」をかけて、放送直前に番組内容が劇的に変わってしまったことを紹介。

自戒の念を込めるかのように「私は抵抗しましたが、敗れました。体験したことを世に語ることができず、孤立し、長い間、沈黙を続けました。悔しく、また恥ずかしいことです」と述べ、安倍政権とたたかう東京新聞の望月衣塑子記者の勇気ある行動、市民とジャーナリストの連帯が「メディアを市民の手に取り戻す。希望の光だ」と語り、「嘘にまみれた安倍政権を今年中に終わらせよう」と力強く訴えました。

野党4党首ら決意 野党共闘、 改憲阻止
各政党からの連帯のあいさつでは、日本共産党・志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、社民党・又一征治党首、また参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員が壇上に並び、「市民と野党の共闘」「安倍政権を倒そう」と決意を述べました。

学び、発見、連帯の企画が目白押しの集会
 
集会は11時から始まり、15時のパレード出発まで、参加者は、分断・差別を乗り越える活動をしている市民運動関係者ら、大学教授、元記者によるトークイベントや音楽ライブ、映画上映会など、様々な企画に参加し、学び合いました。

憲法記念日には市内各地で宣伝
3日には、市内各地で党市議団を先頭に憲法宣伝が取り組まれました。

朝、蕨駅西口では、わらび9条の会のスタンディング行動。「アベ政治を許さない」のプラカードに、駅利用者から「がんばってください」「アベは早く辞めさせて」などの声援が寄せられました。鈴木市議・山脇市議も参加しました。