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よりたか英雄市長再選 - 「あったか市政第2ステージ」訴え - 日本共産党は4人全員当選

2日投開票で行われた市長選は「フレッシュみんなの会」が推す、よりたか英雄氏が、自民党が推薦する鈴木なおし氏を破り、4期目の当選を果たしました。

事務所で当選の報を受けたよりたか英雄氏は、市民とともに進めてきた「あったか市政」の成果の上に立って「蕨市のさらなる飛躍へ『あったか市政』第2ステージに進めよう」と訴える中で、多くの激励を受けたと報告しました。4期目の公約を述べ、「これからも市民のみなさんとともに、安心と希望があふれる『住み心地ナンバー1』の蕨市を必ず実現します」と決意を語りました。

開票結果は次の通り。
当選 よりたか英雄  16989
   鈴木なおし   10684

同時に行われた市議選(定数18、立候補20人)は、鈴木さとし、やまわき紀子、宮下奈美=以上現、たけした涼(新)の4氏が当選を果たし、現有4議席を確保しました。蕨市議選の開票結果は表のとおりです。

氏名党派得票
1池上ともやす無所属1,968
2大石けいこ無所属1,914
3小林リキ無所属1,665
4鈴木さとし日本共産党1,630
5大石こういち公明党1,629
6古川歩無所属1,574
7いちのせき和一立憲1,522
8前川やすえ無所属1,479
9えのもと和孝無所属1,454
10ほやたけし無所属1,410
11本田てい子公明党1,396
12ねもと浩公明党1,299
13たけした涼日本共産党1,287
14中野たかゆき維新の会1,276
15やまわき紀子日本共産党1,234
16三輪かずよし無所属1,209
17今井陽子無所属1,148
18みやした奈美日本共産党1,127
次点ひきこうじ無所属1,121
 石黒太一無所属127


「ぷらっとわらび」拡充、消費税10%中止などに期待寄せられる

選挙戦では、「よりたか市政」を市民と共同で支えている日本共産党が訴えた、子ども医療費無料制度の18歳までの拡大、保育園・学童保育の増設、小中学校の体育館に「エアコン」設置、「ぷらっとわらび」のルートを拡充などの提案に力強い期待と共感が寄せられました。また、「消費税10%は中止」「安倍9条改憲ノー」の訴えも共感をあつめました。

日本共産党市議団は、「引き続き『あったか市政』を市民とともに支え、公約実現に全力をあげます」と表明しています。

今回の市議選挙の投票率は47・85%で、市長選が無投票となった前回の44・45%を上回りましたが、前々回の53・53%は下回りました。

共産党は前回より733票増やす

日本共産党4氏の得票合計は、前回から733票増やし5278票(得票率19・21%、前回18・55%)を獲得。得票数・率ともに前回から伸ばし、2017年の衆院選の比例票の1・54倍となりました。

自民党系無所属は得票数・率とも微増ですが1人落選。9人から8人となりました。公明党(3人)は、前回から221票減らし、得票率も後退。立憲民主党(旧民主党)は、2人擁立した前回から1人にしぼり、380票減らしました。

新議員の任期は7月20日から。6月議会は6月19日から

蕨市選挙管理委員会は、法令に基づき、任期の異なる市長選・市議選を同時に実施したため、市長の任期は6月5日から、新議員の任期は7月20日からです(任期はいずれも4年間)。6月19日開会見込みの6月定例市議会は改選前の議員で行われます。