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核兵器廃絶!憲法改悪ゆるさないと訴え行進 - 2019年原水爆禁止国民平和大行進

1958年に始まり今年で62回目を迎える2019年原水爆禁止国民平和大行進が、「核兵器のない平和で公正な世界を実現しよう」をスローガンに20日、蕨で取り組まれました。5月6日に東京・夢の島と北海道・礼文島をスタートして、8月の原水爆禁止世界大会(広島・長崎)にむけて全国で行われ埼玉県では約3週間、23日のさいたま市が最終日となり、25日には東京に引き継がれました。

蕨市役所での開会あいさつでは杉本憲蕨原水協会長が「世界で多くの署名を集めようという取り組みが進められている。昨年8月の被爆者と安倍首相との懇談の中で被爆者が『2017年7月の国連の会議で核兵器禁止条約が採択され現在は23カ国の批准と70カ国の署名が進んでいる。日本政府も署名及び批准に向け努力してほしい』と要請しました。でも安倍首相はどちらの要請にも応えなかった。被爆者は『どの国の首相なのか』と怒りを表しました。今後もがんばって署名を集めていきたい」と意気込みを語りました。続いて頼高英雄蕨市長からは歓迎のメッセージが寄せられました。また今年、原水爆禁止世界大会・長崎に代表参加する山口文昭氏が紹介され決意表明しました。

コースは市役所〜中央小〜駅前商店街〜蕨駅西口です。「核兵器なくそう」「9条改悪ゆるさない」等コールをしながら、色とりどりの団体旗や願いをこめたプラカードなどを掲げ行進しました。窓を開けて「ごくろうさま」「頑張って」の声援が多く寄せられました。

当日は曇天で湿度の高い中でも家族や仲間どうしで平和を願う市民60名が参加しました。