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耳を傾け 話しあうことから 始めよう-埼玉の戦争展

3日間で8500人が来場した戦争展
3日間で8500人が来場した戦争展
「2019平和のための埼玉の戦争展」が7月27日〜29日までさいたま市コルソホールで開かれ、多くの市民が足を運びました。  今年の戦争展のテーマは「耳を傾け 話しあうことから 始めよう」です。展示コーナーでは、特別展示として、沖縄戦の惨状を伝える遺品がはじめて展示。埼玉の基地の現状から日米地位協定を考えるコーナー、核兵器をめぐる世界の動き、憲法とくらしを考えるなどのパネル展示。平和アニメ上映、ピーストークなど多様なイベントが組まれ3日間にわたり、平和についてじっくりと考える機会となりました。会場では訪れた高校生や若者が被爆者やスタッフから熱心に話を聞いている姿がどこでも見られました。
 27日のオープニングには、梅原司平さんのミニコンサートで参加者と一緒に「折り鶴」を合唱。あいさつした田中照巳実行委員長は「私は長崎で被爆し、戦争で物事が解決するとは絶対に思わない。参院選では改憲勢力が3分の2に届かず、さらに減らしていけるように、憲法9条を大事にしてがんばりましょう」と呼びかけました。