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ネット依存の予防と対策を考えるー第9回アウトメディア推進大会

講演する本間氏
講演する本間氏
11月16日、蕨市アウトメディア推進会議主催(成田弘子会長。蕨市・蕨市教育委員会後援)で第9回蕨市アウトメディア推進大会が行われ、党市議団からやまわき紀子市議が参加しました。
 はじめに成田会長が主催者あいさつを行いました。先日、推進会議で教育長に公立学校へのスマホ・携帯の原則持ち込み禁止を継続するよう要望書を提出したこと、アウトメディアを推進するための新しいチラシを作製したことを紹介しました。来賓あいさつに立った頼高英雄蕨市長は「蕨市はいち早くアウトメディア宣言を行った。引き続き取り組みを進めていきたい」と述べました。
「ネット依存の予防と対策〜中学校の現場から」と題して本間史祥氏(公立中学校教諭・こどものネットリスク教育研究会副代表)が講演。子どもたちのネット利用の真実として、低年齢層のネット利用が拡大し、5、6歳では66〜67%へと利用が広がっていること、病的ネット依存が疑われるのは厚労省の調査で93万人(女子高校生では約19%)。病的使用の一歩手前は161万人にまでひろがっていると話しました。ネットにはまる仕掛けと子どもたちの心理、ネット依存・健康被害の概要を詳しく説明。本間氏の現場での経験や失敗談から、「スマホルールを守るための手立てを子どもたち自らで考え討議することや、本を読む、紙とペンを使う教育が大事であると訴えました。
 今年の推進大会では中央東小学校の児童がアウトメディアの取組を発表しました。