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蕨市あいさつ交換会
未来への3大プロジェクト 力強く推進

あいさつする頼高英雄蕨市長
あいさつする頼高英雄蕨市長
蕨市主催の新年あいさつ交歓会が1月6日、蕨市民会館で行われました。この日は市内の様々な分野で活躍する多くの人たちが参加。日本共産党蕨市議団も4人全員が出席しました。
 
 冒頭、主催者を代表して頼高英雄市長があいさつ。〈はじめに〉昨年の台風19号で荒川が氾濫水位を超え、蕨でもはじめて避難勧告を発令し19カ所の避難所に1724名の市民が避難したことを報告。避難所の運営について「今回の台風対応を検証しながら災害に強いまちづくりを更に前進させていく1年にしていきたい」と述べました。

〈市政の成果を報告〉昨年、市政施行60周年を迎え「さまざまな記念事業を市民との協働で行う事ができた」と紹介。そして4期目の市政運営に入り、あったか市政第2ステージとして防災対策や、安全安心のまちづくり、子育てや教育、介護、健康づくり、賑わい創出など、これまでの市政を継続発展させ、さらに超高齢社会に対応したまちづくり、蕨の玄関口にふさわしい駅の再開発、市役所の建替えと、未来への3大プロジェクトを「力強く推進することができた」と述べました。

〈超高齢社会への対応〉昨年市内4カ所目となる特別養護老人ホームを開設。また健康長寿蕨市モデル事業の広がりを見せて来たこと。介護予防事業「いきいき百歳体操」も20教室に増え、更に広がりを見せていることを紹介しました。
〈駅前再開発〉昨年、都市計画の変更を行い、整備する予定の図書館と行政センターの内、図書館についてはどんな図書館がいいのか昨年ワークショップを開いて市民からいろんな夢を語ってもらったことを報告しました。

〈市役所庁舎の建替え〉基本構想基本計画、基本設計の作業を進めて来たことにふれ「安全でコンパクトで使いやすい、蕨のシンボルとなる市民に愛される市役所を整備していきたい。今年の秋ごろに仮庁舎に移転し工事期間の3年間、市民に不便をおかけする」と報告を述べ、「しっかりと将来につながる整備を進めていきたい」と話しました。

〈その他〉蕨の塚越分署が今年の8月に完成することや、蕨駅のホームドアも3月までには完成する予定と報告。学校体育館へのエアコン設置については、「計画づくり等に入っていきたい」と述べました。

〈最後に〉「今年も全国に誇れる素晴らしい蕨のまちづくりの推進をしていきたい」と新年の決意を表明し、あいさつを閉じました。

 乾杯に続いての懇談では、市政や地域の話題、暮らしや経済などの状況など、多彩な話題が広がりました。日本共産党市議団も、多くの出席者と交流しました。