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市政・財政・議会をテーマに懇談-北町住民懇談会  

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市政や地域、身近なテーマの学習や意見交換といった活動を継続している「北町住民懇談会」の主催で1月18日、市政・議会をテーマに報告会が開催されました。
 
報告者として、日本共産党蕨市議団の武下涼市議が出席し、自治体の財政状況、議会での議論の様子など報告しました。

 武下市議からは、蕨市の2019年度の歳入・歳出を含め、約20年分の経年比較ができるように、グラフを使った財政報告が行われました。議会の議論では、蕨市議会のホームページにある「質問通告」を活用して、各議員がどのようなテーマで質問を行ったか等、幅広い報告が行われました。

 武下市議は一般質問でとりあげた蕨市国民健康保険について、国による国保の都道府県化により保険税の見直しが迫られていること、社会保障としての国保の役割、市民のいのちや健康を守るために20年間蕨市が市民の声を受け止めながら、国保税率の引き上げをせず、低い水準を維持してきたことの意義について報告がおこなわれました。

 意見交換では、「蕨市は『第二の夕張市になる可能性がある』という話を聞いたことがあったが、夕張市とは財政状況が違うことがわかった」、「全ての議員の質問テーマを知る機会がなかったからよかった」、参加者すべてが意見や感想を話しました。