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蕨駅ホームドア供用開始 市民の願いが実る

蕨駅にホームドアが設置され、2月29日に供用が開始されました。

 蕨駅では、3年前の1月、目の不自由な方がホームから転落、電車と接触して死亡するという痛まし事故が発生し、多くの市民、駅利用者が心を痛めました。
 
日本共産党は、梅村さえこ衆議院議員(当時)と党市議団が、事故当日に蕨駅を視察、問題点を聞き取りするとともに、ホームドアの早期設置や当面の安全対策を求めました。また、同年2月には、梅村議員と党市議団は、障がい者団体の皆さんとJR大宮支社を訪問。改めてホームドアの早期設置などの対策を要望しました。

 早期設置については、蕨市議会としても決議を上げたほか、頼高市長もJR大宮支社をはじめ関係各所に積極的に働きかけを行ってきました。そうした中で、当初、2020年度末までの設置としていたJRの計画が1年前倒しにとなり、準備が進められてきました。

なお、今回の設置工事にあたっては、蕨市も補助金を支出しています。

 駅を利用している市民は、「3年前は本当に悲しい思いをした。これで悲惨な事故が無くなってくれれば…」と語っていました。