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環境福祉経済常任委員会報告 (市議会議員 山脇紀子・武下涼)

環境福祉経済常任委員会(山脇紀子委員長)は3月5日に開催され、定例市議会の議案11件(条例2件、補正予算4件、予算5件)を審査し、全委員が賛成しました。
 条例は、蕨市国民健康保険運営協議会の答申を受け国民健康保険税の税率改正とともに国法改正への対応、幼保無償化に伴う食事の提供に要する費用の取扱いを内閣府令改正に対応するものです。
 2019年度予算に修正を加える補正予算は、主には利用実績や契約実績の増減に基づき補正が計上されました。
 2020年度予算は、高齢者日常生活支援の有償ボランティア事業助成金、第三地域包括支援センター(塚越地区)の開設準備経費の補助金、生活保護受給者健康管理支援事業といった新規事業や事業拡充など、計上されました。
 補正予算の質疑で、武下涼議員は、保育士の育児休業の取得状況と保育士派遣委託について質疑。「保育士がなかなか派遣されない。全体として保育士が不足している」との認識が示されました。
 20年度予算の質疑では、市民の福祉サービスにかかわる民生費について、19年度との比較において増減額している点、また蕨市障害者計画等策定事業といった事業計画が、最終年となるため、計画の到達状況や課題など質疑しました。
 市民の健康や予防、公衆衛生等にかかわる衛生費では、県コバトン健康マイレージ事業(今年1月末時点で343人。年々増加)や子育て世代包括支援センター母子保健型事業における市の児童福祉の部署との連携状況、路面喫煙禁止の路面シートの設置や巡回監視の内容等、質疑しました。
 市内経済の活性化にかかわる商工費では、各種補助金の活用状況(20年度の住宅改修資金助成金の実績は、申請40件、工事費5960万円、23・5倍の事業効果を発揮)など、活用状況について質疑しました。