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消防署塚越分署の建替え 今年7月に完成予定 [新年度の施策・要求実現を紹介]

現在、市民公園管理等の一部を仮庁舎としている消防署塚越分署。これまでの所在地(塚越4丁目)ですすめられてきた建替え工事は、今年7月に竣工予定であることが3月議会で改めて示されました。
 塚越分署は塚越・南町地域を管轄し、消防団第一分団詰所を併設。消防署のポンプ車、高規格消防車が各1台、消防団ポンプ車1台が配備され、地域の消防・救急・防止の拠点です。これまでの庁舎は建築から40年以上が経過し老朽化や耐震性の問題が指摘されていました。また、庁舎が狭隘で資機材置場等が不足していることや訓練場所、女性職員用設備、非常用自家発電設備の不備なども課題でした。
 2018年3月に策定された基本計画の基本方針では、地域の防災拠点として十分な耐震性能、非常用自家発電設備の整備、多種多様化する災害に対し迅速・的確に対応できる職員動線を重視した構造、敷地面積を効率的に活用した建物で訓練が十分に実施できる施設、環境やバリアフリーへの配慮を掲げ、個別課題においては、より高度な機能や女性職員の活躍を想定しています。
 なお、消防関係の事業では他にも、外国人からの通報などに電話通訳センターを介した同時通訳を導入することや、指揮車1台の更新が計画されています。