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新たな防災拠点・塚越分署が完成 日本共産党市議団が視察

8月5日、日本共産党蕨市議団は、建替え工事が完了した蕨市消防署塚越分署を視察しました。

3階建で双子織をイメージした外観。外には自主防災会などのスタンドパイプ訓練にも使用できる放水壁が設置されています。

1階は車庫スペース。消防ポンプ車、高規格救急車、第一分団消防ポンプ車が横並びに配置され、消防ポンプ車の奥には防火衣着装室、救急車の奥には、透明なカーテンで隔離できる除染室があります。他に多目的室、市民も利用できるオストメイト機能付き多機能型トイレも設置されています。

2階は、居住スペースで、男性の警防隊3人、救急隊3人、女性隊員1人の当直室。男女でスペースを完全に分離した女性隊員に配慮した構造となっています。また、男性職員用は、迅速な出動ができるよう隊ごとに仮眠室を配置。なお、仮眠室は、プライバシーに配慮した準個室タイプです。

3階には事務室と食堂、消防団(第一分団)の詰め所、屋上には111時間利用可能な発電施設と、大規模水害時にも機能が維持できる配置です。職員が日常の訓練で使用できる様々な工夫も随所に凝らされています。担当者からは、議会をはじめ様々に寄せられる意見や要望、最新の機能など、狭隘な敷地の中で実現するうえでの工夫や苦労も語られました。

新塚越分署は25日から供用開始。最新の機能を備え、地域に根差した安全・安心の防災拠点として期待されています。