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2021年度予算への要望について市内団体と懇談
日本共産党市議団

11月10日、日本共産党市議団は、市内で活動する市民団体や労働組合との懇談会を開催し、新年度予算編成への要望や市政への意見を交流しました。懇談会には社会保障をよくする蕨の会など9団体が出席しました。

冒頭、あいさつに立った鈴木智・党市議団長は、コロナ禍で感染の不安が広がるとともに、市民の暮らしが苦しくなっていることなどにふれ、「暮らしの現状や率直な意見・要望を聞かせていただきたい」と発言。併せて検討中の要望書についても、新たに盛り込んだ新型コロナウイルス対策などを中心に説明しました。

その後、出席者からは様々な意見や要望が出されました。内容としては新型コロナウイルスにかかわるものが多く、○自営業者の状況は深刻で影響の長期化も心配。今年行った国保税などの減免を来年度も継続してほしい○介護施設の経営状況は深刻。頑張っている人たちにこたえるような支援を○コロナに対応する医療を市立病院でも対応してほしい○生活保護を受けざるを得ない人が増えている。ケースワーカーの体制強化を○失業者が急増。労働者を守る対策を、などの発言がありました。また、この間も課題となっていた要望についても発言が相次ぎ、○親が高齢になるにつれ、障がい者入所施設の要望は切実になっている○安心できる年金制度の実現を求めてほしい○災害時の避難所など外国人にもわかりやすい対応を○ジェンダー平等の推進を○県が国保税引き上げにつながる方針を検討しているが市として反対してほしいなど、深刻な実態や率直な思いとともに語られました。

日本共産党市議団では、この日出された意見を検討し、予算要望に反映させるとともに、引き続き、市民や団体との懇談をすすめることにしています。