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新型コロナから市民を守る地域慰労の拡充をー日本共産党蕨戸田両市議団と医師会役員が懇談

12月28日、日本共産党の蕨・戸田両市議団は、新型コロナウイルスの感染拡大と地域医療の現状等について、蕨戸田市医師会の早舩直彦会長、中島昌人副会長と懇談しました。

 冒頭、早舩会長が、市医師会として県内でいち早くPCR検査センターを開設したこと、各医療機関の検査が可能になった現在でも最大限の検査(1日20件超)を行っていること、年末年始も相談・検査体制を維持することなど、医師会等のこの間の取り組みを紹介しました。さらに、市議団からの質問に答えながら、最近の状況や課題の言及。戸田中央病院でのクラスター発生に関しては、救急医療、通常診療、手術・入院など地域医療全体に影響が及ぶとの懸念が示されました。また、詳しい感染状況に関する情報がない中で医療を行う不安、患者の受診抑制等による経営上の影響、新型コロナの診療を行う上での周辺住民やスタッフの不安への対応等、苦労も率直に語られました。

 その後、市議団からは、医療や介護等に従事する人たちへのPCR等検査を国の責任で充実させること、医療崩壊を防ぐためにも医療機関の減収補填を国の責任で行うとの日本共産党の政策を紹介。「新型コロナ対応で地域医療を疲弊させてはならない」「地域医療を将来につなぐことが大切」との思いを表明しました。医師会からも、感染リスクの高い医療スタッフの検査や減収補填の必要性などについて見解が語られました。

今回の懇談で日本共産党蕨・戸田両市議団は、今日の深刻な状況下で、医師会と地域の医療機関が必死に地域医療を支えている現状を改めて認識。今後も引き続き、今日の懇談で示された内容も含め、国等に必要な対策を求めるとともに、相談活動にも全力で取り組む決意を固めました。