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新型コロナ・緊急事態宣言の延長に伴う蕨市・埼玉県の対応

蕨市
 対応方針を発表感染者数等は依然高い水準

埼玉県を含む首都圏の一都三県など10都府県の緊急事態措置が3月7日まで延長されたことを受けて、5日に蕨市は対応方針を発表しました(内容は一覧表を参照)。頼高市長は、市ホームページで「県内の新規感染者数はピーク時と比べれば減少傾向にあるものの、依然として高い水準であり、医療体制もひっ迫した状況が続いています。市民の皆さん、事業所の皆さんには、感染拡大の収束に向けて、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします」と呼び掛けています。

なお、2月9日時点での蕨市における累計感染者数は411人。その内、1月が172人、2月が9日までで38人と、半数以上(210人)が今年に入って感染が報告された人数です。


一覧表
新型コロナウイルスに係る政府緊急事態宣言への対応方針(2月5日改定)

◆実施期間
○令和3年1月8日(金曜日)〜3月7日(日曜日)

◆主な対応方針
【行動自粛】
○日中も含めた不要不急の外出・移動(特に午後8時以降の夜間外出)の自粛要請
○県境をまたぐ移動の自粛要請

【飲食店】
○午後8時までの営業時間の短縮(酒類提供は午後7時まで)要請

【市内事業所など】
○テレワークの徹底(目標 出勤者数を7割削減)の要請

【市内公共施設等】
○全ての公共施設を午後8時までに閉館
○蕨駅西口イルミネーションを午後8時に消灯
○蕨市民公園のバーベキューは利用中止
○小中学校の体育施設開放は利用中止

【イベント等】
○市主催イベントは、原則中止または延期。ただし、やむを得ず開催する場合は、感染防止対策を徹底

【小中学校】
○感染防止対策を徹底しながら、通常通り、開校
○中学校の部活動の縮小(原則、土曜日・日曜日は行わない等)
○保護者等が登校不安を訴えた場合は出席停止扱いとし、オンラインを活用した学習支援を実施
○卒業式は、卒業生および保護者1名のみの参加とする等、規模を縮小して開催

【保育園、留守家庭児童指導室】
○感染防止対策を徹底しながら、通常通り、開園・開室

【市役所職員及び窓口対応】
○職員のテレワーク、時差出勤の推進
○不急の来庁及び手続きの自粛呼びかけ

◆その他
○上記期間中であっても、国及び埼玉県の対策に変更が生じた場合、あるいは更なる対策が必要となった場合には、本対応方針を見直すものとする。



埼玉県
 病院や高齢者施設での検査を強化・飲食店への感染防止協力金は延長

2月4日、埼玉県は、国の緊急事態宣言延長を受けて、緊急事態措置について発表。引き続き、外出自粛や施設使用制限等の要請を行うこと等に加え、県内の入院医療機関や入所系高齢者施設の従事者及び新規の入院、入所者に対し院内感染対策強化のため集中検査を実施することが示されました。蕨市がすでに実施を発表している「高齢者施設等従事者に対するPCR検査委託事業」との調整等は今後の発表を待って行われます。

また5日には、すでに全県を対象に実施している飲食店への感染防止対策協力金について、新たに第5期として2月8日から3月7日の間も実施することも発表されました。

今後、新たに協力する店舗についても手続きを行うことで期間(日数)に応じて対象となります。詳しくは、埼玉県のホームページなどをご覧ください。