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【憲法記念日によせて】過去に国家がしでかした失敗のリスト チェックリストとしての憲法
市議会議員 武下 涼

「自由が抑圧されている時というのが、人権に対しての感覚が鋭敏になる時です」これは、「『憲法を使いこなす』には」をテーマに、国谷裕子さん(キャスター)と木村草太さん(憲法学者)との対談の中で、木村さんが述べた言葉です。

また、この「コラムのタイトル付け」は、二人の対談に影響を受けています。この対談では「重要だ」と思うことが本当に多くありました。

2人の対談での話題を「コロナ禍」に引きつけると、政府の対応が国民の「自由及び権利」に影響という問題、つまり過去の反省と人権保障を踏まえて、問題解決のために法律や制度が作られているのか、現行の法律や法律案が人権を制約していないかどうかに繋がっていきます。

この対談で、「自分らしく生きようとした時に感じる息苦しさに気づくこと」が、「憲法を使いこなす」ための一歩として大切だというお話がありました。宮下議員のコラムで、社会にある「息苦しさ」のひとつが書かれています。

わたしは、憲法の労働基本権、それを具体化した労働法が、働くなかで「息苦しさ」を感じている人に広く活用されるような活動を取り組んでいきたいと、思いをあらたにしました。