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蕨市社協がフードパントリ―実施「たすかります」の声

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蕨市では、市の事業として2月25日と3月25日にコロナ禍で生活が困窮している世帯に、
食料を無料で配布するフードパントリー事業が実施されました。

 5月27日に行われたフードパントリーは、蕨市社会福祉協議会の事業として市総合社会福祉センターで開催されました(写真)。

 市社協は、事前予約制で食料の入った袋を120世帯分用意し、さらに当日の緊急予約にも対応できるように事前予約分を合わせと300世帯分の食料を確保していました。

 袋には、レトルトカレー5食、サバの味付け缶詰5個、イワシみそ味缶詰2個、パックご飯10個、カップ麺5個、大手飲食品メーカーの飲料水(提供)、市社協のパンフレットが入っていました。また、生理用品(蕨市災害用備蓄分)も用意しました。

 センターの正面玄関のスペースを活用し、訪れた市民へ食料の入った大きな紙袋を手渡しました。用意していた事前予約分はほとんど当日に手渡すことができ、生理用品は用意した分はすべてなくなりました。

 フードパントリーに訪れた方の割合として、女性が多く、外国人、高齢者、学生など幅広い層の住民の方が食料を受け取りに来られていました。
「フードパントリーの告知の期間もあったためか、市民の方から食料支援をいただきました」(市社協職員)、など市内での広がりを見せています。