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東京五輪・聖火リレーが蕨市を通過

7月6日、東京五輪の聖火リレーは、埼玉県の1日目。蕨市内・旧中山道の地蔵の小道付近をスタートし、10人の走者が戸田市役所までのコースをつなぎました。

今回の聖火リレーについて、埼玉県は新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」対象のさいたま市、川口市での公道走行は中止したものの、他は予定通り実施すると決定。この決定を受け、蕨市は、小学生の観覧応援用手旗の配布等の取り組みを中止し、市民には沿道ではなくライブストリーミングでの観覧を呼びかけてきました。しかし、当日は、多くの人たちが沿道から観覧。3密回避などの感染防止策が図られましたが、当日のコース周辺の状況を見た人からは心配する声も寄せられています。

そもそも、東京オリンピック、パラリンピックについては、さらなる感染拡大や医療体制のひっ迫につながることなどから、中止を求める声が大きく広がっています。こうした国民の切実な心配に背を向け、なし崩し的に開催に突き進む政府の姿勢が問われます。