index
世界にひろがる「平和の波」
蕨では6・9行動

原水爆禁止世界大会の国際会議、ヒロシマデー、ナガサキデーが行われた2日から9日の間、平和などに関する行動を世界中に広げようという「平和の波」行動が呼びかけられました。 蕨では、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」を広げ、核兵器廃絶を訴える6・9行動が6日と9日に行われています。

今回の取り組みは、感染防止の観点からスタンディングでのアピールが中心。わらび原水協、労働組合、蕨9条の会、日本共産党などからの参加者が交代で、核兵器禁止条約を日本政府も批准し世界の核廃絶運動の先頭に立つべきこと、長年にわたり多くの協力で69行動が着実に続けられてきたこと、被爆者の思いに背を向け続けている菅政権は選挙で交代させるしかないことなどを訴えました。

日本共産党からは鈴木智市議団長が参加し、核兵器廃絶を訴えました。訴えの骨子は以下の通りです。
 「広島、長崎に投下された核兵器は一瞬で多くの命を奪った。被爆者の皆さんが原爆症に苦しみながら、つらい思いや体に残る傷も世界中に示し、その残虐性を訴え核兵器廃絶を呼びかけてきた。その訴えに共感し、世界に世論と運動が広がり、国際社会を動かして実現したのが核兵器禁止条約。日本は、一刻も早く批准し、国際社会で核兵器廃絶の先頭に立つべき。核兵器禁止条約を批准する政府の実現をみんなの力で実現しよう」

なお、6日には9団体19人が参加し、署名7筆、募金590円が寄せられました。9日には9団体17人が参加し、署名3筆、募金1651円が寄せられました。