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新型コロナ感染爆発から市民を守る緊急要望ー日本共産党蕨市議団が市長に申し入れ

頼高英雄市長(左)に要望書を手渡す日本共産党蕨市議団(右:鈴木市議団長)
頼高英雄市長(左)に要望書を手渡す日本共産党蕨市議団(右:鈴木市議団長)
8月25日、爆発的な感染拡大、自宅療養者の急増と急変による悲劇など、新型コロナウイルス感染拡大の深刻な事態を受け、日本共産党市議団は、「新型コロナウイルスの感染爆発から市民を守るための緊急要望」を頼高市長に申し入れました。

 要望した5項目は、市民の命を守るために蕨市が緊急に取り組むべき内容。懇談では、臨時の医療・療養施設や酸素ステーションなどの整備、パルスオキシメーターの貸し出しなど自宅療養者の支援、濃厚接触が疑われる場合の検査などを具体例として挙げ、蕨市の対応を求めました。

 頼高市長は、「保健所もかなり厳しい状況にあるが、連携して対応する。申し入れの趣旨を踏まえ、引き続きワクチン接種の迅速な推進も含め最大限の対応をしていく」と表明しました。
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【要望項目】
1、市内の感染者数や入院、宿泊療養、自宅療養などの状況について、埼玉県と本市が情報を共有できるよう申し入れてください。

2、新型コロナ対策として必要な医療や療養、保護、検査のための施設・体制の整備、自宅療養者の状況把握や生活支援と病状の急変時の対応に関わる体制強化を緊急にすすめるよう、国と県に強く申し入れてください。また、本市でも国・県と連携して対応するとともに、本市の独自対応が可能な対策については積極的に行ってください。

3、市立病院における発熱患者や新型コロナウイルス感染者の診療にあたっては、入り口、受け付け、診察、待合室、トイレなどの動線を他の患者と分けるなど感染防止策を強化するとともに、診療・検査の充実も含め必要な施設整備や体制の強化を行ってください。

4、感染状況やワクチン接種に関わる情報とともに、感染が疑われる患者が受診できる医療機関についての情報を、市民に分かりやすく伝えてください。

5、上記の要望項目を含む新型コロナウイルス感染症対策のために業務量が増加し過重負担が懸念される部署については、増員などにより体制を強化してください。