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2022年度予算への要望について市内団体と懇談
日本共産党蕨市議団

11月2日、日本共産党市議団は、市内で活動する市民団体や労働組合との懇談会を開催し、新年度予算編成への要望や市政への意見を交流しました。懇談会には社会保障をよくする蕨の会など10団体が出席しました。

冒頭、挨拶に立った鈴木智・市議団長は、「コロナ感染は一定の落ち着きを見せたとはいえ、くらし・営業への影響はいまだ深刻であり、第6波の恐れもある。国による社会保障削減なども懸念され、市政の役割は一層重要」と述べ、「市民の願いを市政に生かすことが一層重要になった。ぜひ、率直な要望や意見を寄せていただきたい」と呼びかけました。

その後、出席者からは様々な意見や要望が活発に出されました。

内容としては新型コロナウイルスにかかわるものが多く、○自営業者の状況は深刻で影響の長期化も心配。支援金の支給をしてほしい○介護施設の経営状況は深刻。3回目のワクチン接種はエッセンシャルワーカーと同じく早い段階での接種を。PCR検査を行政の援助でいつでもどこでも何度でも受けられるようにしてほしい○市外の方も市立病院でコロナワクチン接種ができるようにしてほしい○生活保護を受けざるを得ない人が増えている。お知らせをきちんとしてほしい○ワクチン接種状況を知らせてほしい、などの発言がありました。

また、この間も課題となっていた要望についても発言が相次ぎ、○高齢者への補聴器補助制度の創設を○精神障がい者へのタクシー券の給付○買い物難民への対策○親が高齢になるにつれ、障がい者入所施設の要望は切実になっている○多文化共生社会へのとりくみを○防災無線の改善○市立病院の存続を○児童・生徒への被爆者の話を聞く機会も設けてほし○住宅リフォーム助成をコロナ対応にも利用できるようになど、深刻な実態や率直な思いとともに語られました。

その他、○JR敷地内でのゴミ問題○被災時の帰宅困難者への対応は○公民館にwifiの整備を○防災訓練での自衛隊車両の展示はやめてほしい、○最低賃金についても要望書に明記してほしいなど、たくさんの要望が出されました。

日本共産党市議団では、この日出された意見を検討し、予算要望に反映させるとともに、引き続き、市民や団体との懇談ををすすめることにしています。