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憲法こわすな!オール埼玉集会開催される

2月10日、「憲法改悪許すな!2・10オール埼玉集会」がさいたま市で開かれました。同時にオンラインでも配信されました。

はじめに、小出重義実行委員長は「選挙では憲法を守るか、壊すかの選択となる。市民と野党が手をあわせる以外に未来はない。学習をばねにして、とことん頑張ろう」と訴えました。
後援団体から、埼玉弁護士会の高木太郎会長が「おかしな改憲の動きを止めましょう」とあいさつ。埼労連の新島善弘議長が「逆風を乗り越え、市民と野党の共闘前進へがんばろう」と述べました。連合埼玉の平尾幹雄事務局長から「安保関連法と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回の思いを共有し、オール埼玉の運動を進める」とのメッセージを寄せました。 

上智大学の中野晃一教授がオンラインで参加し、「改憲をめぐる情勢と課題」と題して講演をしました。
中野氏は、総選挙の野党共闘は効果がなかったとの攻撃に対し、「まったくの誤りだ」と強調。また、改憲勢力の動きや日本の選挙制度について詳しく解説しました。さらに、野党共闘のウエイトをふまえつつ、各政党の「ブランド」強化や、ポジティブ発信の重要性、さらには無党派層や市民に「立憲野党」とはどこの政党なのかをもっと教えていってほしいと述べました。最後に、「ここで分断されてはいけない。暮らしや命を守る声を消させず、野党に立ち上がってもらおう」と呼びかけました。

各政党からのあいさつでは、日本共産党の梅村さえこ参院埼玉選挙区予定候補が登壇。梅村氏は、「改選数4の埼玉選挙区を、改憲勢力に独占させるわけにはいかない。野党共闘は希望であると市民に知らせていきたい。改憲ノー戦争ノーの声を上げていきたい。がんばります」と決意表明をしました。立憲民主党県連代表大島敦衆院議員がメッセージを寄せました。