市民が学ぶ 蕨市政学習会が開催される
2月24日、夕方に行われた「草の根要求実現2022蕨地域行動」後に、市民主催による「蕨市政学習会」を実施。学習会の報告者として日本共産党市議団から宮下奈美・武下涼市議が参加しました。
学習会では、蕨市議会の3月議会が開会し、頼高英雄市長が行った施政方針表明の概要や、また議会に提出されている「国民健康保険税の見直し」にかかわって、その内容と、これまで蕨市として国民健康保険税を、市民の暮らしと健康を守る立場から、一般会計からの繰り入れによる財政支援により、県内で低い水準に抑えてきた状況など、資料を示しながら報告されました。
また、国の法律改正による国保の広域化に伴い、国保の財政運営主体が埼玉県となったこと、加えて市町村の国保の運営には、埼玉県国民健康保険運営方針が大きく影響し、その第2期国保運営方針では、「2027年度から、県内の保険税水準を統一化する」との方針が明記され、県内市町村は更なる保険税の見直しが迫られている状況など報告。宮下議員は、「国保は社会保障として、国の財政支援の拡充が不可欠。コロナ禍において、他県での運営方針では、『コロナの影響により、数値目標等は情勢に沿って、適宜修正を行うこととする』が明記されているように、埼玉県の運営方針の見直しを求める声を広げて行こう」と呼びかけました。
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