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民生委員推薦会で1名を承認(市議会議員やまわき紀子)

環境福祉経済常任委員会委員長を務めているとそれに伴い様々な行政委員会の委員の配置につくことになります。今回はそのひとつである民生委員推薦会の報告をします。
 
民生委員推薦会が4月15日に開催されました。

 民生委員・児童委員は各地域の人口に応じて定数が定められています。蕨市の民生委員の定数は125名・主任児童委員は10名となっています。民生委員に選出されるには年齢が30歳以上75歳まで、他にも厳しい適正基準があります。民生委員が転出や病気などの理由で退任した場合は、町会などの推薦により候補者として名前があがってきます。それを推薦会において適正かどうか審査を行います。今回は中央地域の民生委員の退任に伴い候補者1名を審査しました。

 候補者が承認されると県や国へ書類が提出され、最終的に厚生労働省からの決定通知が届き、県より委嘱状が伝達され民生委員としての活動がスタートします。

 現在の民生委員の最低配置基準は一人あたり280世帯(定数143名)となっています。最低配置基準よりも少ない蕨の配置定数をみると、近年の業務量の増大や高齢者の増加によって負担が増大していると考えられます。欠員が生じている地域への働きかけや、定数の増加を県に働きかけること等が課題となっています。なお、今年12月に3年間の任期の一斉改選となります。