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核兵器のない世界をめざして
第57回わらび原爆死没者慰霊鐘つき祭

広島に原爆が投下されて77年となる8月6日、長泉院で第57回わらび原爆死没者慰霊鐘つき祭が行われました。

はじめに原水爆禁止蕨市協議会の杉本憲会長が「日本政府に批准を求め、世界にも広げ、核兵器のない世界をめざしましょう」とあいさつしました。

続いて来賓の頼高英雄蕨市長は、冒頭、ロシアのウ侵略についてふれ、罪のない人々の命が奪われている許しがたいことであると表明。さらに8月の蕨市の平和事業についてふれ、核兵器廃絶や平和をめざす運動が続くことの大切さを強調。平和都市宣言都市の市長として力をつくすと述べました。

最後に、埼玉県原爆被害者団体協議会の高橋溥事務局次長は「77年前の今日私は広島で被爆しました。あの日の惨状を知ってほしい」と述べ、自身の被爆体験を紹介。「原爆・核兵器が一日も早くなくなることを願う」「自分のいのちある限り、核兵器廃絶を訴え続けていきたい」と強調しました。

原爆が投下された8時15分、参加者は蕨市の防災無線に合わせ1分間の黙祷。その後、代表者と来賓が核兵器廃絶の願いを込めて鐘をつきました。この日の取り組みには、日本共産党の梅村さえこ前衆議院議員、鈴木智市議、山脇紀子市議も参加しました。