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核兵器廃絶こそ、未来への現実的な道
8月は2回の6・9行動で市民にアピール

核兵器の廃絶を願い、核兵器禁止条約の批准を求める署名を呼び掛ける69行動が、8月は6日、9日の2回取り組まれました。

8月6日は、旗まつりでにぎわう蕨駅西口で、「核兵器廃絶」「被爆国の日本政府は核兵器禁止条約に参加を」などと書かれた横断幕や思い思いのプラカードを掲げるスタンディングアピール中心の行動。まつりを見に来た人からも「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名」では、「知り合いなどに広げたいので署名用紙を何枚かほしい」「地道な取り組みですが、頑張ってほしい」と声がかけられるなど、反響がありました。この日の参加者は22人。日本共産党市議団からは鈴木、宮下、武下の各議員が参加しました。

9日の行動では、スタンディング宣伝とともに、署名の呼びかけや各団体・参加者などからの訴えも行われました。

わらび原水協の杉本会長は、日本の政府が、アメリカの同盟国の中からもオブザーバー参加する国が出るなど国際社会で力を発揮している核兵器禁止条約、核保有国に「核軍備縮小・撤廃のために誠実に交渉を行う」ことを義務付けた核兵器不拡散条約第6条を紹介し、これらに背を向け続ける日本政府の態度を厳しく批判。核兵器廃絶願う国民の声をさらに広げて、政治を動けしていこうと呼びかけました。

続けて、参加した団体や個人からの発言が続いたほか、歌「原爆を許すまじ」の独唱も披露されるなど、思い思いの表現で、核兵器廃絶と平和への熱い思いが示されました。

この日の行動には、20人が参加。14筆の署名と募金2000円が寄せられました。募金を寄せた一人は、「こうした行動が蕨でも続けられていることは素晴らしい。少しでも被爆者の方の力になればありがたい」と語っていました。