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良好な住環境を守りたい 旧三和町には5階マンションはふさわしくないー守る会のとりくみ

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 南町2丁目6545番(2丁目31番地)の元中央工学校寮跡地では、昨年来から、解体工事が行われていました。長期間にわたり耐え難い騒音や振動で精神的苦痛を近隣住民に与えていました。近隣住民は「清水建設が戸建住宅を建てる」という話を信じ、この迷惑行為に耐えてきました。

 しかし、5月に突如、清水総合開発株式会社が5階建てマンション(79戸)を建設するとの説明書が配布され、看板が設置されました。

 この地域は旧三和町として戦後、素晴らしいまちづくりが行われてきた歴史があります。この低層住宅街に5階建てマンションはふさわしくないと考える住民は少なくありません。

 住民のよびかけで「南町2丁目住環境を守る会(会長 中島隆行)」が組織され、説明会の開催を求め、マンション建設計画の見直しを要望していこうとよびかけてきました。 

 2度行われた説明会には、南町2丁目のまちづくりに関心のある多くの住民が集まりました。しかし、建築主である清水総合開発は出席せずに、住民側の要望に対して工事施工者である長谷工の担当者のあまりにも不誠実な対応に多くの方が失望しました。日照問題に加え、既存住宅の目の前に大型ごみ捨て場や5階建て立体駐車場を設置しようとしている問題も明らかになっています。「このような理不尽な行為を許せば、旧三和町のすばらしいまちに、同じように高層マンション等が無秩序に建設される可能性がある」と同会では心配しています。

 今、守る会では、今後の蕨の良好な住環境を守るためにも本建設計画について?5階建てマンション計画を3階建てに変更してください。?ごみ捨て場や立体駐車場の設置場所の変更をしてください。?説明会には、建築主である清水総合開発株式会社の出席を要請します。?建設計画をすすめるにあたっては、住民合意にもとづき良好な住環境を守る立場ですすめてください、の4点を、清水総合開発株式会社に要望する署名運動に取り組み、広く市民の協力をよびかけています。