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2023年度予算への要望にあたり市内団体と懇談

10月28日、日本共産党市議団は、市内で活動する市民団体や労働組合との懇談会を開催し、新年度予算編成への要望や市政への意見を交流しました。懇談会には社会保障をよくする蕨の会など10団体が出席しました。

冒頭、挨拶に立った鈴木智・市議団長は、「新型コロナや物価高騰による市民のくらし・営業への影響は深刻。国による社会保障の改悪も重大。現在、予算要望については検討中であるが、市の財政状況などをふまえながらも、市民の願いが市政に生かされ将来を展望できる内容で考えていきたい。ぜひ、率直な要望や意見を寄せていただきたい」と呼びかけました。

その後、出席者からは様々な意見や要望が活発に出されました。
内容としては、この間も課題となっていた要望についても発言が相次ぎ、○障がい者入所施設の設置を〇高齢者への補聴器補助制度の創設を○老朽化した空き家対策〇多文化共生社会へのとりくみを○公民館の老朽化対策○ゴミ箱の軽量化を○生理用品等を公民館トイレにも設置してほしい〇市民公園のあずまやの改修と管理棟トイレを使いやすく〇敬老祝い金の堅持〇蕨駅西口の駐輪場不足の解消を〇バスの停留所の増設〇こども医療費通院も18歳まで無料化を〇学校給食の無料化など、深刻な実態や率直な思いとともに語られました。

その他、○駅西口再開発周辺の交通安全対策を〇高齢者の窓口2倍化は許せない〇国保税の値上げはやめてほしい〇短期保険証ではなく正規保険証の交付を○自衛隊募集はやめてほしい○歴史民族資料館のさらなる充実を〇年金引き下げに対して自治体からも声をあげてほしいなど、たくさんの要望が出されました。

また、窓口などで配布されている生活保護のしおりが評判がよいこと、無料定額宿泊所は改善され市内からなくなったこと、市民公園トイレが明るくなり利用しやすくなった等これまで要望してきて改善された点なども発言がありました。

日本共産党市議団では、この日出された意見を検討し、予算要望に反映させるとともに、引き続き、市民や団体との懇談ををすすめることにしています。