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572人が参加
総合防災演習行われる

11月20日、蕨市総合防災演習が第二中学校を会場に行われました。

この日は、午前9時に発生した東京湾北部を震源とする地震で市内にも多くの被害が発生しているとの想定で演習が開始。各自主防災会や中学生によるWSSなどの市民、消防団員、市職員、関係団体や協力企業などからの参加者572人が、それぞれ訓練種目に参加しました。種目の中で、ドローン情報伝達訓練、避難所に設置される公衆無線LANの無料利用体験は初めての取り組みでした。
 災害対策本部本部長の??市長は、あいさつの中で、高規格救急車4台目の配置や96%と進んだ水道基幹管路の耐震化、避難所になる学校への応急給水栓や体育館のエアコン整備など、蕨市の防災関連の事業を紹介。さらに、地域が協力、連携して災害へ備えることが重要と述べ、防災演習の意義を強調しました。

閉会に際しての講評の中では、熱海市での地滑り災害などの国内での大規模災害に触れ、蕨市でも首都直下での地震、荒川氾濫など想定される災害への備えを進める考えを述べました。また、市民一人一人の備えや助け合いの重要性について述べ、マイタイムラインなどの取り組みを紹介、協力を呼びかけました。

なお、この防災演習には、災害時相互応援協定を結んでいる群馬県片品村の梅沢村長、栃木県大田原市の高橋副市長も参加し、それぞれあいさつしました。