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12・8平和を守る母親全国連鎖行動

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12月8日、蕨母親連絡会主催で、12・8母親全国連鎖行動を蕨駅西口で行い、党市議団から山脇紀子市議と宮下奈美市議が参加しました。
 
81年前の12月8日は太平洋戦争がはじまった日です。日本軍はハワイの真珠湾でアメリカの連合艦隊を奇襲し、ドイツ、イタリアと組んで、米英をはじめ世界を相手に戦争をはじめました。日本は、中国・アジアの各地で侵略戦争をつづけ、たくさんの尊い命が犠牲になりました。こうしたあやまちを二度と繰り返さないために、日本国憲法は「戦争放棄」「戦力の不保持」を世界に約束しました。

 この日は駅頭で多くの団体がマイクを持ち、訴えました。「ロシアのウクライナ侵略が続き、大勢の命が奪われている。戦争は一番の人権侵害で環境破壊」「武力で平和はつくれない。軍事費よりコロナ対策を、教育や社会保障にまわすべき」と、新婦人や教職員組合をはじめとする団体からの訴え。生健会からは、自らの戦争体験を語り「自分の兄がB29の爆撃で生き埋めになってしまった。二度と戦争はごめんだ」と訴え。平和を守る会からは「すべての物事は武器ではなく対話で」と軍事費を増やす岸田政権に対しての怒りを訴えました。他にも土建や医療生協など9つの団体の市民がリレートークを行いました。

 日本共産党からは山脇紀子市議が「憲法9条を守り、平和で豊かな未来を子どもたちに手わたすために『武器はいらない』『核兵器はいらない』の声をあげ続けましょう」と訴えました。

 この日の参加は20人。母親連絡会の行動にはこれまでほとんどの参加者が女性でしたが、この日は各団体から男性の参加もありました。核兵器禁止条約への批准を求める署名5筆を集めました。署名をしていく人の中には20〜30代と見られる人もいて無言で手早く署名をして去っていく人、またこちらの「軍事がどんどん増えて」との語りかけに「そうですねぇ」と深く頷きながら署名していく人がいました。また、「赤紙って何ですか?」と当時使われた招集令状(赤紙)の複製を載せたチラシを受け取りにくる市民の姿も見られました。