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水道基本料金4ヶ月無料、給食費等4ヶ月無償など
よりたか市長が緊急対策第8弾を発表

2月3日、頼高市長は、2023年度予算案の市議会議員向け説明会の冒頭、「新型コロナ・物価高騰緊急対策第8弾」について報告し、同日午後の記者会見で発表しました。

内容は、水道基本料金4か月無料、給食費等4か月無償など5項目。
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蕨市新型コロナ・物価高騰緊急対策第8弾
蕨市が発表した対策の内容と予算規模は以下の通りです。

水道基本料金の無料化(4か月分) 1億4,910万円
市内の全ての家庭、事業所の水道料金について、基本料金を4か月分無料化
※中央・南町地域は4・6月検針分、錦町・北町・塚越地域は5・7月検針分

保育園・幼稚園・小中学校の給食費無償化(4か月分) 1億1,545万円
保育園、幼稚園、小中学校等に通う市内全ての子どもの給食費について、4か月分の無償化などを実施
※市立保育園・小中学校、民間認可保育園等の給食費を無償化(4〜7月分)し、私立幼稚園・小中学校等の園児・児童生徒には給食費4か月相当額を助成

地域活性化・消費者応援事業 第4弾 6,951万円
市内消費の活性化による事業者支援や市民の暮らし応援、地域のキャッシュレス化推進を図るため、スマホ決済を活用したポイント還元キャンペーンを実施
※還元率20%、市内の対象店舗(原則大型店とコンビニを除く)で6月に実施予定

ポスト・コロナの地域活動への支援 1,297万円
コミュニティの中核を担う町会活動の再開を後押しするため、各町会に対し、地域住民の参加・交流などの活動への支援を行う「ポスト・コロナ町会活動再開支援事業補助金」、情報連絡や情報収集などに活用するタブレット端末の貸与を実施

抗原検査キットの配備 140万円
次の感染拡大時に備えて、市民向け配布事業や備蓄拡充のため、抗原検査キットを追加購入


説明の中で、??市長は、「現在、緊急対策第7弾として織りなすクーポン事業等を実施していますが、物価高騰はまだまだ厳しい状況が続くことから、さらに、思い切った対策を講じることにした」と表明しました。

日本共産党蕨市議団は議会質問などで、長引くコロナ禍や異常な物価高騰に対し、引き続く対策が必要と要望してきました。また、子育て世代の支援や教育環境の充実、義務教育無償の立場から小中学校等の給食費無償に向けた努力を求めてきました。

新年度予算案については次週以降に紹介します。