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大軍拡・大増税ではなく、くらし守る政治を 草の根要求実現蕨地域行動

市政報告を行うよりたか英雄市長
市政報告を行うよりたか英雄市長
2月23日、蕨地域総行動実行委員会は「草の根要求実現・2023蕨地域行動」として集会と宣伝を行いました。同実行員会は、市内の市民団体や労働組合により構成され、日本共産党も参加。民主主義や平和、暮らしを守り、切実な市民要求の実現をめざして、毎年地域行動に取り組んでいます。今年のスローガンは「コロナ禍・物価高騰を乗り越え 国民の命とくらし、憲法を守ろう」。昨年は屋外行動だったため、久しぶりの屋内集会となりました。

集会では、主催者を代表して佐藤一彦実行委員長があいさつ。草の根要求実現の重要性を強調し、広げていこうと呼びかけました。

 続いて、来賓の??英雄市長があいさつと合わせて市政について報告。ワクチン接種、市立病院での検査・医療、感染者への支援など「新型コロナから市民のいのちとくらしを守るために全力を挙げてきた」と述べ、審議中の新年度予算にかかわり新型コロナ・物価高騰緊急対策第8弾の各事業についても紹介しました。さらに、16年間の「あったか市政」を振り返り、市の借金や公共施設の耐震化の遅れ、市立病院の赤字など課題を解消しながら、市民の願いを着実に実現してきたと述べました。さらに「くらしに安心、未来に希望を」をテーマとした新年度予算についても言及し、市民の願いにこたえながら未来を展望した市政を大きく前進させるため全力を挙げる決意を表明しました。

 続いて、埼玉県社会保障推進協議会の柴田康彦会長が「憲法を守り生かす政治の実現に向けて」をテーマに講演。ロシアのウクライナ侵略を厳しく非難するとともに、それを口実に大軍拡大増税路線を進む岸田政権の政治についても「平和もくらしも壊す」と厳しく批判。憲法生かした外交、賃金を引き上げくらしを応援する政治の実現が必要と強調しました。

 その後、参加する各団体が発言。日本共産党市議団も全員が出席し、市民要求を実現し「あったか市政」の継続と発展へ全力を挙げると表明しました。
 集会閉会後、参加者は蕨駅西口に移動し宣伝。くらしや民主主義などの要求とともに、「憲法を生かす政治の実現を」、さらに翌24日がロシアのウクライナ侵略から1年となることを受け「ロシアのウクライナ侵略やめよ」「岸田内閣の大軍拡増税路線に反対」などを掲げ、駅利用者などに呼びかけました。