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いのち・くらし守り社会保障を立て直そうー社会保障をよくする蕨の会が総会

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3月28日、社会保障をよくする蕨の会が市内で総会を開催しました。
 
総会に先立ち、「社会保障をめぐる情勢と社保協の役割」と題する学習会が行われました。講師の段和志・県社保協事務局長は、軍事優先で社会保障費抑制の2023年度の国の予算の問題点を指摘。マイナンバー制度と医療費抑制・社会保障費削減をめぐる問題などを解説。さらによりたか市長のあったか市政の成果にもふれ、地方自治体の役割を強調。自治体キャラバンなどに取り組む社保協の役割について語りました。

 総会では、佐藤会長のあいさつに続き、よりたか市長が市政報告を含めてあいさつ。「くらしを守るため全力を尽くす」と述べるとともに、その要が社会保障制度と強調しました。さらに議会で全会一致で可決された新年度予算について紹介するとともに、「今、あったか市政が求められている」と語り、頑張りぬく決意を熱く語りました。

 その後、方針や予算が提案され、出席者からは、生活保護引き下げは憲法違反として訴えていた裁判(さいたま地裁)で勝利判決となったこと、年金裁判では最高裁の大法廷判決を求める運動を進めていること、補聴器補助の必要性、障がい者の入所施設を求める運動、高齢者の見守りや居場所づくりの要求など発言が相次ぎました。

 総会は、全議案を可決し、佐藤会長など時期の役員を選出して閉会しました。

 日本共産党市議団からは、鈴木智議員(同会・副会長)と宮下奈美議員(同会事務局次長)が出席しました。