日本共産党市議団市民懇談会ー市民の願いを市政に切実な要望など活発に交流
10月23日、日本共産党蕨市議会議員団の市政懇談会が開催されました。これは、市民団体や労働組合などの活動や要望を交流し、予算要望など今後の活動にいかすために毎年開催している取り組みです。
冒頭、鈴木智市議団長があいさつに立ち(写真)、物価高騰などの影響が暮らしや営業を直撃している一方で、国政への不満が広がっていると指摘。くらしや営業を守るためにも、??市長のあったか市政を支え推進するうえでも、市民の現状や要求を市政に届けることが重要と強調しました。
その後の懇談では、市政への要望や意見のほか、国政に対しても、年金などの社会保障制度や最低賃金についての政策が貧弱であること、大軍拡とそのための増税に不安が広がっていることなどの意見が続出。国政を変えることの重要性とともに、市政への期待などが語られました。
以下、発言の一部について概要を紹介します(順不同)。
▽敬老祝い金の継続を▽補聴器購入費補助制度を実現し、国に補聴器購入の保険適用を強く要望を▽国に物価高騰に見合う年金引き上げの要望を▽帯状疱疹ワクチンへの補助制度の実現▽自衛隊の海外派兵に反対表明を▽自衛隊員の募集事務の中止を。グッズ配布、住民基本台帳情報の提供などの中止▽防災訓練の際の自衛隊車両展示・隊員募集宣伝の中止を▽生活保護は国見の権利であることを市民に広げてほしい▽ペットの命を守る譲渡会などの開催▽高齢者が転居しにくい環境の改善、孤立を防ぐ対策を▽地域包括支援センターの体制拡充▽保育士(特に会計年度任用職員)の待遇改善を▽市直営の留守家庭児童指導室での常勤指導員の雇用▽学校給食の無償化推進と物価高騰の下での質の確保▽教職員の多忙化対策の推進、欠員を生まない体制へ教職員の増員を▽最低賃金引き上げにふさわしく会計年度任用職員の賃金引上げを▽指定管理事業者の労働者の賃金・労働環境にも目を向けてほしい。
なお、党市議団では、この日に出席できなかった団体・個人との懇談も随時行っているほか、広く市民のみなさんには「要望などいつでもお寄せください」と呼びかけています。
|