index
物価高騰を乗り越えいのちと暮らし、憲法を守ろう〜草の根要求実現・蕨地域行動

2月18日、草の根要求実現2024蕨地域行動が開催されました。主催は、市内で活動する労働組合や市民団体などによる同実行委員会。日本共産党蕨市委員会も構成する一団体として準備にも加わってきました。

 冒頭、佐藤実行委員長(地区労議長)があいさつに立ち、蕨市政での前進面を紹介。一方で国政の深刻な問題を指摘し「共同を広げ、仲間づくりでの前進を」と呼びかけました。

 続いて来賓として??市長があいさつ。昨年の市長選以降、暮らし応援券・織りなすクーポン事業など、いち早くマニフェスト・市民要望の実現に取り組んできたことを紹介しました。続けて、開催中の議会に提案した新年度予算案について、安全安心のまちづくり、子育て・教育施策の前進、福祉や介護の充実の角度から、主な施策を紹介。「市民の信頼がなにより大切」と、市民と心が通う市政をさらに推進する決意を表明しました。

 続く情勢学習は、全労連女性部長の舟橋初恵氏の講演で、テーマは「地域・職場から声を上げ、政治を変えよう」。舟橋氏は、自民党裏金問題などとともに、自民党と大企業の癒着構造について解説。こうした中で、賃金が上がらない国・日本の問題、大軍拡や9条改悪への動き、軍事費拡大と社会保障削減、国民の負担増などが推し進められていると指摘しました。

 一方、内閣支持率が暴落し、ストライキの取り組みや労働組合の前進、学校給食費無償化運動広がり、地方選での変化などを紹介。政治が動き始めているとして、政治・選挙への関心と共同を広げ、選挙で国政を変えること、市民運動の前進の重要性を強調しました。

 その後は、実行委員会に参加する各団体から「最低賃金引き上げ、働く者の雇用と賃金を守ろう(埼玉土建組合)」「戦争する国づくりストップ、核兵器禁止条約の批准を(平和を守る会)」「物価高騰に見合う年金引き上げを(年金者組合)」「学校給食費の無償化、子育て世代の支援を(教職員組合)」「市立病院の早期建て替え、保険証の存続を(社会保障をよくする会)」「ジェンダー平等、あらゆる格差・差別の解消を(新日本婦人の会)」「裏金問題の徹底解明、あったか市政のさらなる前進を(日本共産党市議団)」などの発言が続きました。

 最後に、こうした市民要求を実現していくうえで、学習を大切にしながら仲間を増やし、協同を広げていく活動の重要性などを確認し終了しました。

 集会後、参加者は、蕨駅前に移動して宣伝行動。政治を変えるための共同を広げること、一つ一つの要求実現に力を合わせることなどを呼びかけました。