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安心・にぎわい・未来 みんなのまち蕨めざして 市長タウンミーティングはじまる

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4月12日、文化ホールくるる3階多目的ホールを会場に今年度最初の市長タウンミーティングが開催されました。また、13日は西公民館と東公民館、14日には南公民館で開催され、続いて20日(土)に北町公民館(10時30分)と下蕨公民館(14時30分)、21日(日)に中央公民館(14時30分)で行われます。

12日は、冒頭に??市長が、市民との触れ合いや交流を何よりも大切にしてタウンミーティングにも取り組んできたことなどを紹介。さらに能登半島地震の深刻な被害と蕨市の支援状況、さらに現在の防災対策の取り組み状況について説明しました。続けて、今年度が蕨市の最上位計画「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン?(計画期間10年間)の最初の年であることを紹介。「安心・にぎわい・未来 みんなで創る みんなにあたたかい みんなのまち蕨」を目指すビジョンを定めたと述べ、この中の4つの重点プロジェクトに沿って、新年度予算とその中で実現した事業などを解説しました。

「安全安心・エコシティプロジェクト」では、水道耐震化や橋りょう改修などの地道な課題も着実に推進していることを強調。防犯カメラの増設などの防犯対策、太陽光発電・蓄電池、EV等の購入費補助制度の実施や片品村と連携したカーボン・オフセットなど脱炭素社会の実現に向けた対策について紹介しました。

続いては「子どもの元気・未来創造シティプロジェクト」。県南で最も早い実施となった18歳・高校卒業までの医療費完全無料化や日足名工の学校給食無料化などを紹介。体育館へのエアコン整備やトイレ改修などの教育環境整備、ヤングケアラー支援条例などによる子どもたちが安心して暮らせる環境づくりを進めると語りました。
「魅力と活力・にぎわいシティプロジェクト」では、本格的に工事が始まった蕨駅西口再開発事業を紹介。商業施設や公共公益施設を整備するとともに魅力ある空間を一体的に整備する考えが示されました。

スマートウエルネスシティなどを掲げる「みんなで笑顔・健幸シティプロジェクト」では、創設された帯状疱疹ワクチン接種費助成制度や高齢者補聴器購入費助成制度を紹介。市立病院について、市内で唯一、救急医療を担い、災害時などの役割も重要として、基本構想基本計画の策定など建替えに向けた全力で取り組む決意を表明しました。
最後に、大きな事業が連続することに関連し、市の財政健全化の経緯を説明。市長は、努力を続け、重要な事業の推進と両立していく決意を示しました。

この後、会場からは多くの市民が質問や意見を発現し、一つ一つに市長が丁寧に回答しました。市民からの発言については、次週以降に紹介します。