平和・民主主義・人権・いのち・くらしー憲法いかした政治の実現を19日宣伝
4月19日、「安保法制を廃止し、立憲主義を回復する15区市民の会」と「市民が野党をつなぐ蕨の会」は毎月恒例の宣伝を蕨駅西口で行いました。この日は、市内の市民団体や労働組合に加え、県内で性暴力の根絶などを訴え活動するフラワーデモ埼玉呼びかけ人の野田静枝さん、立憲野党では日本共産党が参加。参加者は、スローガンや要望のプラスターなどを掲げでアピールした他、交代でマイクを握り、現在の政府の政策を批判。憲法を生かした政治を市民の手で実現しようと訴えました。
この中で、野田氏は、冒頭で自民党の裏金問題を厳しく批判。また、国賓として訪米し、軍備の拡張や米軍への協力を約束してきた岸田首相について、様々な角度から問題点を指摘、政治を変えるための共同の必要性を訴えました。
さらに野田氏は、衆議院を通過した民法改正・離婚後の共同親権にかかわる問題点を様々な角度から指摘。力を合わせて廃案に追い込もうと訴えました。
日本共産党からは市議団長の鈴木智議員が発言。鈴木氏は、19日宣伝が憲法違反の戦争法=安保法制の採決が強行されたことを契機に「立憲主義、民主主義を取り戻そう」などの声にこたえて始まったこと、安保法制廃止、立憲主義の回復、市民と野党の共闘で政治を変えることなどを毎月訴えてきたことを紹介。政府が進める敵基地攻撃能力の保有や次期戦闘機を含む武器輸出原則の廃止、裏金問題と金権腐敗政治などの現在進行中の問題を指摘し、「憲法を生かした政治がこれほど必要な時代はない」と強調しました。
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