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戦争させない!9条こわすな!オール埼玉6500人

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6月2日、第13回オール埼玉総行動が北浦和公園で行われました。この取り組みは、政党や団体の枠組みを超えて、9条改憲反対、日本の政治に立憲主義を取り戻すことなどを掲げ、幅広い市民の手により約10年にわたって開催されてきました。
 
この日も、後援団体の埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連、政党では日本共産党、立憲民主党、社民党、新社会党の代表が出席。県内各地から広範な個人や団体が参加し、会場は6500人の熱気にあふれました。
 
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主催者を代表してあいさつに立った小出重義実行委員長は、冒頭、現在の政治状況について「戦争する国になるかどうかの岐路に立っている」と述べ、この間の岸田政権の対応を厳しく批判。「裏金問題」などの問題点についても指摘し、「力を合わせて頑張りぬこう」と訴えました。
 
協賛団体からのあいさつに続き、ゲストスピーチを行った清水正彦・日本体育大学教授は、歴代の政権が自衛隊を合憲としてきた根拠が、海外派兵や武器輸出拡大、大軍拡などの推進で説明がつかなくなり、改憲の動きにつながっていると指摘。「総選挙で統一教会と裏金まみれの自民党を減らさなければ。埼玉、全国で労組と市民と野党の共闘を強め、政権交代をめざそう」と呼びかけました。
 
各政党の出席者もあいさつ。日本共産党からは塩川鉄也衆議院議員が、伊藤岳参議院議員、梅村さえこ元衆議院議員らと登壇し「立憲主義を守り、憲法9条に基づく平和外交を進める政治に転換するために、市民と野党の共闘の前進を」と訴えました。
 
若い世代からのリレートークもあり、最後にアピールを確認し閉会しました。
 
その後、参加者はさいたま市内をパレードし、ともに政治を変えようと沿道の市民に呼びかけました。
 
会場では15区ミニ集会も。梅村さえこ元衆議院議員があいさつしました。