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市立病院建て替えに市民の声をー社会保障をよくする会学習会

6月20日、社会保障をよくする蕨の会は、市立病院の建替えに関する緊急学習会を開催しました。

 同会は、現在、基本方針基本計画の検討が進んでいる市立病院の建替え事業について、さらに広範な市民の声を届けていくためのアンケートに取り組んでいます。今回の学習会は、同会に参加する団体や個人の皆さんが、より具体的なイメージを持って、要望や意見を出すことができるようにと開催されました。

 はじめに、報告者の鈴木市議が、発表されている移転建替え計画や現在の市立病院の概要と果たしてきた役割、市内及び近隣の医療機関の状況などを説明。さらに、市議会や市立病院整備検討審議会などの議論をもとに、課題として挙げられている内容についても紹介しました。

 参加者からは、「保健センターで行われている人間ドックを新しい市立病院でもできるようにしてほしい」「身近な医療機関として、かかりつけ医のような役割を果たしてほしい」「外来で東洋医学を取り入れた診療科はできないか」「障害のある人がいろいろな機会に使いやすい存在に」「この地域で子どもを産み、育てるための役割を果たせる病院」などの発言がありました。

 報告者として参加した鈴木市議は、終了後、「様々な意見や率直な思いなどを直接お聞きすることができた。審議会などでの議論にも生かしていきたい。アンケート結果は市との懇談などで生かすとのことで、これを機会に新市立病院にさらに多くの市民要望が生かされるよう期待する」と感想を述べました。