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2007年3月議会一般質問
〜乳幼児のいる世帯から国保証の取り上げを中止させる

◆国民健康保険被保険者証の取り上げ中止を
【質】保険証が取り上げられて受診の遅れから病気が悪化したり、死亡したりする患者が出ているが、市では現状をどう把握しているか。
【答】病気等で本当に保険証が必要となった場合に、本人や病院等からの相談により、滞納者と接触の機会を得、その時の状況に応じて資格証明書から一般被保険者証に切り替えているのが現状である。
【質】せめて子どもや高齢者のいる世帯からは、保険証の取り上げをやめる考えはないか。
【答】資格証明書の被保険者年齢構成では、15歳以下は31人(0〜6歳は12人含む)、65歳は19人。乳幼児は2007年度の更新時から除外する。その他については、検討する。

◆中学校卒業まで医療費無料化の年齢拡大を
【答】8千万円程度の予算が必要と推算。現状では厳しい。
【質】市民への増税の何分の一かを子どもたちのために使えばできない額ではない。やる気になればできる。

◆少人数学級を段階的に実施する考えはないか
【答】制度的にも難しく、市単独の財政負担も相当額となり、厳しい財政状況から今のところ考えていない。

◆軽度発達障害の子どもへの支援を
【質】軽度発達障害を伴う児童生徒の現状はどうか。
【答】医療機関で診断された児童生徒は通常学級に34名在籍している。
【質】子どもを丁寧に援助するため、臨時教員を配置する考えはないか。
【答】今のところ配置する考えはない。
【質】通級指導教室の設置を検討しないか。
【答】県内では27教室設置されている。保護者の理解など設置については難しいが、効果はある。今後、研究していく。