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2013年3月議会一般質問

◆特別養護老人ホーム整備について

【山脇】南町2丁目に社会福祉法人ぱるが特別養護老人ホームを新設するが、整備内容と進捗状況はどうか
【健康福祉部長】特養が定員90名、ショートステイ定員10名、いずれもユニット型となっており、他にデイサービス30名の定員で行う予定。進捗状況は県より計画を認められ、25年8月に工事等に関する住民説明を実施し、9月に着工する予定。
【山脇】近隣住民との話し合いの状況はどうか。また地域の交流についてはどのような取り組みを考えているのか。
【部長】昨年5月と6月の2回計画について地域住民の方への全体的な説明会を行っており、今後も8月に工事等についての説明会を行う予定。家族介護教室等を行う予定の集会室やボランティアによって運営してもらう地域に開かれた喫茶コーナーの設置を予定していると聞いている。

◆保育行政について

【山脇】保育園への入園希望者の状況と不承諾者数は年齢別でとのようになっているか。
【部長】新規入園一次受付における入園希望者および不承諾者の年齢別は0歳児・希望65人不承諾7人、1歳児・希望123人不承諾65人、2歳児・希望74人不承諾28人、3歳児・希望47人不承諾18人、4歳児・希望21人不承諾0人、5歳児・希望8人不承諾4人。
【山脇】民間保育園の建設や運営に当たっての国の交付金や県補助金では公立の場合とどのくらいの違いがあるか。
【部長】公立保育園はその建設、運営ともに国や県からの補助金や負担金はなく、民間保育園は、運営に対して国と県の負担金があり、建設については事業主体の種別や整備の内容に応じて補助対象となる。25年度当初予算における運営に要する国・県負担金は園児1人あたり年間公立0円、民営34万円となる。
【山脇】家庭保育室の入室への市の援助内容はどうか。認可保育園と同様の負担で入室できるように検討できないか。
【部長】市内10施設178人、市外9施設20人。所得税額6万円未満の世帯に対し児童の年齢に応じ特別助成金を支給している。特別助成金の支給拡大は、ほかの待機児童対策の効果や経費も考慮しながら検討する必要がある。
【山脇】子ども子育て支援法による影響はどうか。事業計画策定にむけた取り組みはどのように進められるのか。
【部長】今後、蕨市版「子ども・子育て支援会議」の設置、基礎調査の実施、子ども子育て支援会議における計画案の検討を得て26年9月を目途に計画を策定するよう国から示されている。
【山脇】市長に待機児童解消への対策を聞きたい。
【市長】基準内での最大限の定員拡大に努め、さらなる認可保育園の増設にむけても努力していく必要がある。

◆防災対策について

【山脇】減災対策として家具転倒防止金具の設置を進めて行く考えはないか。
【市民生活部長】家具類の転倒を防止することは減災対策の1つとして極めて重要であると認識している。金具等の設置については、対象者の選定や金具等の種類、費用負担や設置は誰が行うのか等多くの課題はありますが、一つひとつ整理しながら検討していく。
【山脇】災害要援護者に対しては自治体が対策をとっていくことが必要だと思うが、市長の見解を聞きたい。
【市長】いろいろな課題はあるが全体の啓発を進める中で、とりつけ困難な世帯への支援は重要度が高い。いろいろな課題を整理する中で、とりわけ災害要援護者への支援という観点からも検討していくのは必要。
【山脇】中学生地域防災支援事業のねらいと目的、事業内容はどうか。
【教育長】中学校の防災教育の中に、災害時の避難所における中学生による支援補助活動の計画・策定を位置づけるとともに関係諸機関との連携を図り、蕨市地域防災計画に基づく地域防災活動に資するもの。対象は蕨市立各中学校の趣旨に賛同し応募した生徒。25年度に実施要領や年間計画の作成、救命救急講習、避難所開設補助訓練、市防災訓練への参加などの体験研修を想定している。

◆公園等の整備について

【山脇】犬猫侵入防止柵の設置状況はどうか。また、幼児用ブランコの設置状況はどうか。
【都市整備部長】66箇所の公園およびチビッコ広場のうち43箇所に砂場が設置されている。24年度までに27箇所の砂場に犬猫侵入防止柵を設置したところで、25年度は市民公園、しいのき公園に設置する予定。未設置箇所については、子どもたちの衛生面や安全性などの観点をふまえるとともに、砂場の上に設置してあるパーゴラやすべり台の撤去が必要となる課題など総合的に判断しながら検討していく。幼児用ブランコは中の宮公園外4公園に設置してきた。今後、設置の必要性が生じた場合には、検討していく。
【山脇】ブランコ下の水溜り防止や安全のためにブランコ下にマットを設置してほしいとの要望があるが、市内公園の設置状況はどうか。
【部長】ブランコが設置してある35箇所のうち公園6箇所にマットが設置してある。現場の状態や使用状況などを見極めながら、必要に応じマットの設置を検討していく。
【山脇】老朽化が激しいベンチが目立つようになっているが、ベンチの改修を進めていく考えはないか。
【部長】自主管理団体や地域の方々の要望、職員のパトロールにより改善の必要があるベンチについては随時改修を行っている。
【山脇】老朽化が激しいベンチが見受けられる中でも、若葉公園については市民から指摘されているがなんらかの改修は必要ではないか。
【部長】10基あるベンチのうち8枚の取替えを依頼した(改修完了)。
【山脇】公園や遊歩道の水路で乳幼児が水遊びをするため適切な時期の清掃が求められているが、水路の清掃についてはどのように行われているか。
【部長】池・せせらぎの流れがある市民公園や遊歩道など7箇所の公園等は年間契約による施設管理委託または清掃委託の中で、水路の清掃を実施している。南町桜並木遊歩道は年4回、要害通りは年2回、または4公園は年1回から3回清掃を行っていて、いずれも6月または7月に1回実施している。
【山脇】子ども達が水に入る前に5月末か6月はじめに少し早めての清掃はできないか。
【部長】少し早めということであれば対応が可能であると思うので検討してみたい。