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2014年3月議会一般質問

◆保育行政について
【山脇】新年度の入園希望者と不承諾者数はどうか。
【健康福祉部長】入園希望者は320人で不承諾者は149人(0歳18人1歳60人2歳42人3歳26人4歳2人5歳1人)、地域別では錦町16人中央38人塚越51人南町27人。
【山脇】市町村は申請において実施主体となって国が示した基準により、入所手続・設備と運営・事業計画など多岐にわたり条例などを定めなければならないが、今後のスケジュールと進捗状況はどうか。
【部長】ニーズ調査を実施し、第一回子ども・子育て会議を開催し計画策定に関する議論を開始した。平成26年秋までに事業計画案の策定を行う他、地域型保育事業の認可基準、運営基準等について規定する条例の制定、支給認定に関する条例の制定、留守家庭児童指導室に関する基準を規定する条例の制定、利用者負担に関する条例の制定等を平成26年度に行う予定。
【山脇】子どもの保育を受ける権利の確保と充実のために、児童福祉法第24条1項の意義に基づいて保育所を守り発展させる計画となるかどうか。
【部長】子ども子育て支援事業計画については、国の基本指針においても、ニーズ調査等を踏まえ、教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業の量の見込みを推計し、具体的な目標設定を行うとされていることから、本市のニーズに応じた必要な保育等の供給を目指す計画となるよう努める。

◆福祉入浴権の利用拡充を【山脇】福祉入浴権の対象者数と浴場ごとの利用状況はどうか。
【部長】平成24年度3988人。利用枚数は朝日湯6287枚、栄湯14384人、宝湯5829枚、東宝泉湯6662枚、藤の湯7344枚、亀の湯9292枚。
【山脇】市民の利便性向上のためには、戸田市内の浴場や「やまとの湯」の使用も認めていく考えはないか。
【部長】市外の浴場やスーパー銭湯を対象に加えた場合、市内の公衆浴場の経営に影響が及ぶことが懸念されることから、市内公衆浴場以外の施設を利用対象とすることは現時点では考えていない。

◆市民体育館のバスケットゴールについて
【山脇】購入の経過と破損事故の状況はどうか。損害賠償にいたる経緯と負担についてはどう処理されたか。
【教育長】老朽化のため平成22・23年度に折りたたんで収納できる可動式のタイプを2組購入。倉庫から搬出入する際に、強化ガラス製のボート部分が割れる事故が2件。蕨市民体育館施設及び管理条例の規定により、バスケットゴールを破損した利用者に、その損害額を賠償してもらう事となり、1件は既に修繕費相当額を賠償、残る1件は現在、協議中。
【山脇】今後の対策についてどのような検討をすすめているか。
【教育長】バスケットゴールの搬出入において破損事故が発生している状況を踏まえ、利用者向けに注意喚起の張り紙の掲示や窓口での口頭による周知のほか、体育館職員の立会いや倉庫内収納スペースい工夫を施す等により事故防止に努めていく。新年度に扉の修繕を実施し、保険についても検討する。

◆不登校児童生徒の状況とさわやか相談室について
【山脇】不登校児童生徒のこの3年間の状況は。さわやか相談室等への登校状況はどうか。
【教育長】年間30日以上の欠席のある不登校児童生徒数については、平成23何度は小学校11名中学校35名の計46名。24年度は小学校11名中学校40名の計51名。本年度12月末現在、小学校7名、中学校33名の計40名。日々草学級へ現在4名。保健室へは小学校4名、中学校1名の計5名いましたが、現在、常時保健室に登校している児童生徒はいません。さわやか相談室へは現在14名の生徒が相談室登校している。
【山脇】さわやか相談室へ登校する生徒が増えてきていると聞くが、人数が増えて利用待ちとなる場合があるのかどうか。学校へ行きたいという気持ちを抑えることは絶対にあってはならないと考えるので、利用する生徒の増加に伴い、中学校において何らかの対策を講じることはできないか。
【教育長】学校に登校できない状態から、さわやか相談室へ登校できるようになった生徒は少しずつ増えてきているが利用待ちとなることはない。万が一さらに増加した場合でも、利用待ちといったケースが生じないよう、教員や支援員の協力を得ながら、相談員の負担を軽減するとともに一時的余裕教室等を活用し、生徒の相談に応じたり学習指導にあたる。