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2014年9月議会一般質問

◆子ども・子育て支援新制度について
【山脇】市が行う支給認定(必要性・必要量)の方法はどうか?
【健康福祉部長】新制度では教育・保育を利用する子どもについて3つの認定区分を設置。1号認定(3歳以上で幼稚園を希望)は利用者から事業者を経由して市へ認定申請を行う。2号(3歳以上で保育必要)・3号(3歳未満で保育必要)認定は利用者が市に申請を行い、市は保育の必要性があると認める場合に、必要とする時間に対応した認定を行う。
【山脇】利用調整、利用要請の方法はどうか。
【部長】認可保育園については従来どおり。小規模保育も含めた利用調整を市が行い、小規模保育等を行う施設の利用申請についても認可保育園と同様に市に申し込みを行う。
【山脇】認可保育所の保育料はどうなるのか。認可保育所の公定価格の変更は見込まれているか?
【部長】これまでの所得税額による階層区分から市民税額による階層区分となることが予定されている。具体的な利用者負担額は国が示す基準額を踏まえ、今後、市が定めることとなります。公定価格については最終的には国の予算編成過程において確定するものとされており現時点では基本的には現状より拡充されるものとの考えが示されている。
【山脇】地域型保育の利用のしくみと、保育料はどうなるのか。小規模型A型、B型、C型での基本単価はどう見込まれているか。
【部長】市へ利用申し込みを行い、市が利用調整を実施。保育料は国の基準に従い、認可保育園と同様とすることを予定。小規模保育事業の公定価格については求められる水準に応じて差がつくような案が示されている。
◆精神保健福祉の向上を
【山脇】現在の福祉タクシー券とガソリン助成券の支給状況はどうか。
【部長】対象者は身体障害者手帳1級、2級、療育手帳○A、Aの方となっている。平成25年度の対象者1069人に対し、タクシー券利用者は473人(44・2%)燃料助成券256人(23・9%)。利用率はタクシー券利用枚数7542枚(66・4%)、燃料助成券2751枚(89・6%)。
【山脇】身体・知的障がい者と同様に精神保健福祉手帳の交付を受けている人にも発行すべきと考えるがどうか。【部長】他の交通機関を利用することが困難な重度障害者の社会生活圏の拡大と社会参加の促進を図ることを目的とした事業ですので、この事業の趣旨を踏まえ、今後精神障害者の方の特性とニーズ、地域の実情等を考慮し、さらに検討していく。
◆図書館のサービス向上を
【山脇】図書館の開館日数と来館者数、貸し出し件数の5年間の推移はどうか。
【教育部長】平成21年度は開館日数274日、利用者数9万9850人、貸し出し件数33万8458件。22年度266日、9万8821人、33万6694件。23年度277日、10万2658人、34万8736件。24年度280日、10万702人、33万9675件。25年度282日、9万4631人、33万2078件。
【山脇】開館時間の延長や、休館日を少なくしてほしいとの市民の声は多いが検討できないか。
【部長】昨年度より月曜日をのぞくすべての曜日の祝日を開館し、夏休みの第4金曜日の館内整理日を開館、2月の蔵書点検を1日短縮し年間予定開館日数を286日とし、現在の体制でできる限りの開館日数の拡充をしている。さらなる開館時間の延長および開館日数の拡充については現在の図書館の職員体制ではサービスの低下を招くことも予想されるほか、施設の修繕やメンテナンス等の課題もあり、難しい状況ではあるが、今後とも図書資料等の貸出しサービスの更なる拡充に向け努めていく。
◆公園等の整備について
【山脇】犬猫侵入防止柵の世設置状況はどうか。タイプ別での設置状況はどうか。マナー違反への対応はどうされるか。
【都市整備部長】市内43ヶ所に砂場が設置され29箇所に設置してきて、本年度はどんぐり公園に設置を予定。旧型メッシュフェンス6箇所、ネットタイプ3か所、新型フェンス20箇所となっている。
マナー違反の苦情や通報が多く寄せられた公園には注意喚起看板を設置した。
【山脇】ブランコ下の水溜り防止や安全のためブランコ下にマットを設置してほしいとの要望があるが、市内公園の設置状況はどうか。老朽化により逆に水がたまってしまうマットの対応はどうか。
【部長】ブランコ35箇所のうち、好天の9箇所に設置済みで、本年度も5箇所に設置を予定。老朽化したマットの対応は、現場の状況に合わせ土の補充やマットの交換など必要に応じて改善していく。
【山脇】公園や遊歩道の水路で乳幼児が水遊びするため適切な時期の清掃が求められているが、水路の清掃についてはどのように行われているか。【部長】4月から6月に1回と夏休み前に清掃を実施。
【山脇】桜並木遊歩道や公園における水道の不正使用について対策は考えられないか。【部長】南町桜並木の水のみ場では直接注意指導した事例もある。今後の対策については、看板の設置や水栓の改善など検討するとともに、悪質なものは警察の協力要請も視野にいれ対応していきたい。