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2014年12月市議会一般質問

◆保育行政について
【山脇】2015年度にむけた保育園入園申し込みの受付状況はどうか。支給認定の受付状況はどうか。保育を継続する家庭の支給認定の方法はどうか。
【健康福祉部長】12月3日から5日までの3日間で約420件の申し込みがあった。施設型給付等の支給認定の申請についても入園申し込みと同一の書式により行っている。継続の場合は、必要書類を提出してもらい支給認定と保育園の継続利用の承認を行う。
【山脇】12月現在の保育園待機児童数は、年齢別・地域別でどのようになっているか。
【部長】0才児3名、1歳児24名、2歳児16名、3歳児12名の85名。地域別では錦町17名、北町10名、中央23名、南町15名、塚越20名。
【山脇】「子ども・子育て支援事業計画」の策定状況はどうか。子ども・子育てに係る教育・保育事業の量の見込みと提供体制や確保方策についてはどのような検討が進められているか。
【部長】子ども・子育て会議を計4回開催し、基本理念や全体の構成イメージについて承認された。量の見込みと確保方策については、ニーズ調査の結果や実際の利用状況等に基づき推計した量の見込みと、今後の整備見込みも含めた認可保育園や幼稚園の定員及び現在の家庭保育室が移行することを想定した小規模保育事業の定員見込みを積み上げて推計した確保方策について、今後若干の修正が必要な部分はあるものの概ねの内容について承認された。

◆学校トイレの洋式化の推進
【山脇】小中学校校舎のトイレ改修がこの間すすめられているが、改修か所はどのような選定がなされたのか。学校トイレの洋式化の進捗状況はどうか。
【教育部長】平成25年度に小学校7校、26年度に中学校3校でトイレ改修を実施した。改修か所は各校から要望された箇所を基本に選定した。小学校は42・1%、中学校39・1%と増えた。
【山脇】引き続き、学校トイレの改修は重要な課題だが、今後も計画的に洋式化をすすめていく考えはどうか。
【部長】洋式化率の向上とともに環境改善の必要性は十分に認識しているので、規模や仕様等の検討を行いつつ、改修の実施にむけ財源の確保に努める。

◆減災対策について
【山脇】大震災に備える命を守る3つの取り組み「家具の固定」「災害用伝言サービス」「3日分の水・食料備蓄」への啓発や広報および実施状況はどうか。
【市民生活部長】市ホームページ、ハザードマップ、出前講座、総合防災演習会場での展示などにより啓発を行っている。市民の実施状況は、52・5%非常用飲料水を用意、44・3%非常食を用意、34・7%家具などの転倒防止をしているとの市民意識調査で回答。
【山脇】埼玉県が実施する家具固定サポーター登録制度への市民の利用状況はどうか。
【部長】県民と登録業者との私的契約に基づくものであり、利用実績が報告されていないことから把握できない。
【山脇】高齢者や障がい者世帯を対象として家具転倒防止器具の設置補助制度を創設する考えはないか。
【部長】減災対策として転倒防止器具の設置は有効である。引き続き啓発に努めるとともに、提案の補助制度も含めて、普及の方策については検討していく。