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胃がん検診において胃カメラも選択導入に
保健センター運営委員会報告


運営委員(市議)やまわき紀子

 蕨市保健センター運営委員会(飯野朗子会長。年1回開催)が2月4日に開催され、?平成26年度・27年度事業実施状況について?ウォーキングと筋力アップで健康密度も日本一プロジェクトについて?健(検)診事業について?28年度事業予定について審議しました。
 配布された蕨市保健事業統計等にもとづいて説明がされました。
?26年度は◆4歳半健診
で食育のDVDを上映◆産後うつ予防の啓発実施◆両親学級からアウトメディアに取り組む◆2歳児のフッ化塗布実施期間を3カ月間から6カ月に延長等を実施。
27年度は◆4カ月健診児に全国統一のアンケート実施◆4歳半健診では子育てと食育のパンフレットを配布し啓発◆骨髄移植ドナー助成制度に3名が申請等。
?さいたまりそな銀行内に健康アップステーションを設置、150人のモニターに身体活動計を貸し出し、歩行や中強度の運動に取り組んでいる。
?受診率向上のため世帯への通知から個人ごとの通知に変更。個別検診の受診期間を6月中旬から2月まで実施できるよう延長。結果、大腸がん検診は26年度2349人から27年度4041人。乳がんは1877人から3163人へと増加。?28年度事業予定として、
◆60歳以上の胃がん検診をレントゲン検査(自己負担1700円)か胃カメラ検査(2500円)を選択可能に◆父子手帳、妊婦ぷらっとわらび無料、マタニティ音楽鑑賞◆空調改修を10月実施にあたり人間ドックは1日の受け入れ枠を拡大したり、市立病院での実施を検討◆3歳児健診を3歳半に変更する等。
 説明のあと、検診への自己負担をお願いするにあたっての基本的な考え方等を質問。所長から、個別検診が定着してきた肺がん検診において検査費用の一割300円の負担を新たにお願いすること、胃カメラの検診も戸田市のこれまで4千円負担であったものを、蕨戸田で統一し、2500円の自己負担とすること等の答弁がありました。最後に歯科医師会から歯周疾患検診の充実を議会としても検討してほしいとの話があり、意見交換も行いました。