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2017年12月議会一般質問(教職員の長時間勤務の解消、保育行政推進、高齢者の運転免許返納の広報を、樹木の安全管理を)

◆子どもと向き合う時間をつくるため、教職員の業務改善を
山脇 市内教職員の在校時間調査の結果はどうか。また、教職員の病気求職者数の推移はどうか。
教育長 月80時間を超えた教職員は小学校2人、中学校21人となっている。病気休職者数は昨年度4人、今年度3人となっている。
山脇 市の負担軽減にむけた対応はどう行われてきたか。さらなる改善や対策が必要だと考えるが、今後の対策や課題はどうか。
教育長 校務支援システムを導入し、校務の効率化や、教職員間での情報共有が進んでいる。本年9月よりタイムカードシステムを導入。毎月21日を教職員、児童生徒が早く帰宅する「ふれあいデ―」の徹底。今年度より夏季休業中には閉庁日を設ける。これらの取り組みにより作業的負担は軽減されているが、ここ数年で教育相談等の件数が増加し児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じているため勤務時間を超過する等、新たな課題が出ている。
山脇中学校での部活動の適正化についてノークラブデーの推進をすすめてほしいがどうか。
教育長 毎月21日は部活動を行わない。複数名で部活動の指導にあたり、土日祝日に活動した部活動は平日に休みを設ける指導をするなど教職員の負担軽減に努めている。

◆子育てするならわらび 保育行政の推進
山脇2018年度にむけた保育園入園申し込みの受付状況はどうか。保育予約制の利用はどうか。
健康福祉部長 前年度と比較して50名増の399名の申し込みがあった。保育予約制は育児休業などから復帰する月に保育園に入園することを4月入園受付時に申し込みできる制度として50名(46%)が利用している。
山脇 待機児童ゼロを目指す取り組みや努力はどのように行われてきたか。
健康福祉部長 これまで認可保育園8園、小規模保育園8園を開設。2018年4月から小規模保育園3園が開設される予定だが、必要性を見極めながら引き続き整備を進めていく。
山脇 病児保育室の開設にむけた検討はどう進められているか。
健康福祉部長 市内で保育園の新規開設を検討している事業者に病児保育室の併設を打診をするなど取り組みを進めている。

◆高齢者の運転免許返納制度への広報を
山脇2017年3月から75歳以上の高齢ドライバーの認知症対策が強化されたが、運転免許の自主返納や運転経歴証明書の発行状況はどうか。
市民生活部長 今年度は自主返納者241名、運転経歴書交付数229件。
山脇 事故を起こすまえに自主返納を促進するための広報や敬老パスのPRをすすめてほしいと思うがどうか。
市民生活部長 埼玉県警察本部が発行している運転経歴証明書を提示することにより特典を受けることができるシルバーサポーター制度の周知や、75歳以上のコミュニティバス無料パスについても広報、PRに努めていきたい。
山脇認知機能検査で「認知症のおそれあり」となった方へ、地域包括支援センターなど福祉部門へと相談をつなげることとも必要になってくるがどう対応が図られるか。
市民生活部長 認知症と判断された場合、警察が本人に代わって支援の要請を市町村の高齢者担当課へ連絡する制度が今後、導入される。

◆ほかに「樹木の安全管理の強化」について質問しました。